『わろてんか』初回視聴率20.3%は『ひよっこ』超え! “イケメン祭り”に期待大
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!
『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。
■10月2日(月)/1話~10月6日(金)/5話
ついに始まった新朝ドラ『わろてんか』。1話では、明治後半の京都を舞台に、老舗薬問屋の長女で笑い上戸な藤岡てん(新井美羽)の姿が描かれている。ある日、てんは“笑い”が過ぎて父・儀兵衛(遠藤憲一)の大切な商談を台無しにしてしまう。そんなてんに儀兵衛は、“笑い禁止”を言い渡すのだった。
2話で、てんは、父に“笑い禁止”を解いてもらうため、藤岡家の娘にふさわしい振る舞いができるよう茶道や華道に精を出す。そんなある日、てんは兄の新一(千葉雄大)が激しく咳き込んでいるところに遭遇する。1話での登場時から「エンケンとの濃さの違いがすごい」「こんな儚げな美青年は絶対に早死にする」とネットで言われていた新一の病弱設定に、「やっぱりな! と思いながらも喜んでいる自分がいる」「丸眼鏡、和服、病弱な千葉雄大とか最高です!!」と女性ファンは大興奮。
年に一度の祭りの日を描いた3話では、てんは丁稚の風太(鈴木福)と一緒に寄席に行き、生まれて初めて落語や芸を見る。そこで楽しそうに大笑いする人々の姿を目の当たりにし、すっかり心を奪われるのだった。その帰り道、てんは自分のことを日本一の芸人だという青年・藤吉(松坂桃李)と出会う。
4話で、てんは藤吉が言っていた「笑いの色」が気になって仕方ない。一方、藤岡家では客用の高い酒が日に日に減っているという事件が起こる。風太とてんは、酒を盗んでいる“化け猫”を捕まえようと夜中に台所で張り込むが、実は酒をネコババしてたのは、下戸のはずの儀兵衛だということが発覚する。
儀兵衛が酒を飲んでいるのは心労からだと考え、父を化け猫にしてしまったのは自分だと思い悩むてんが描かれた5話。てんは、自分が台無しにしてしまった商談の相手に謝りに行くが、うまくいかない。自宅に戻り、儀兵衛に「お父ちゃんが化け猫になったのは自分のせいだ」と泣きながら謝る。そんなてんの姿を見た儀兵衛は、自宅にあった酒を全て捨て、「てんが化け猫を退治してくれた」と微笑むのだった。
初回平均視聴率20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前作『ひよっこ』の初回平均視聴率19.5%を上回るスタートを果たした新朝ドラ『わろてんか』。その後も2話21.3%、3話22.3%と自己最高平均視聴率を更新している。4話では20.9%に下降したが、20%台はキープ。すでに出演している松坂桃李、千葉雄大、そしてこれから登場する高橋一生など、イケメン俳優の起用で放送前から注目を集めていた作品なだけあって、SNSでも「朝からイケメンたくさんで癒やされる」「桃李くんと千葉くんが朝から見れるとか幸せ」「高橋一生のためにスタンバイしてます」といった声が続出。
新たに始まったてんの物語は、どのような結末を迎えるのか。最終回までの半年間、欠かさずに見守っていこう。