Sexy Zone新曲、デイリー1位逃す! モーニング娘。に敗北も「2日目で逆転」の戦況
Sexy Zoneの新曲「ぎゅっと」(10月4日発売)が、オリコンデイリーCDシングルランキング(3日付)で2位に初登場した。初日で6万枚以上を売り上げたものの、同日発売のモーニング娘。’17のシングルに敗北し、幸先悪いスタートを切ってしまった。
同曲は菊池風磨主演の深夜ドラマ『吾輩の部屋である』(日本テレビ系)の主題歌で、菊池はnicoten・宮田航輔とともに作詞も担当。初回限定盤A・Bと通常盤の3種リリースで、初回Bの特典DVDには「『ぎゅっと』Music Clip 小学生と共同制作ver.×5班分」「サマパラお疲れさま企画!海に全員集合!~ちょっと遅めのSexy夏休み~」が収録されているほか、通常盤の初回封入特典も「『ぎゅっと』メッセージステッカーシート」など、豪華な内容となっている。
しかし、発売初日のランキングは、同日発売のモーニング娘。’17のシングル「邪魔しないで Here We Go!/弩級のゴーサイン/若いんだし!」が8万1,886枚を売り上げて首位に輝き、Sexy Zoneは6万2,881枚と、約2万枚の差で2位に終わった。
「ライバルであるモーニング娘。’17にとって、今回は特別なシングルです。12月の公演をもってグループを卒業する工藤遥のラストシングルのため、発売前からネット上のモー娘。ファンは『頑張ればSexy Zoneに勝てる』と、意気込んでいました。制作陣も気合が入っているのか、今作は初回生産限定盤A・B・C・SP、通常盤A・B・Cに加え、forTUNE music限定販売の『工藤遥(モーニング娘。’17)盤』の8種展開となっているようです」(ジャニーズに詳しい記者)
Sexy Zoneは、過去にもCDリリース時に“強敵”とぶつかった過去がある。デビュー時、2011年11月のデビューシングル「Sexy Zone」が、AKB48の派生ユニット・Not yetのシングル「ペラペラペラオ」と重なってしまったところ、Sexy Zone側は発売後に「アンコール握手会」という名の“緊急握手会”を開催。これにより、週間ランキングでSexy Zoneは17.3万枚で首位になり、Not yetは17.2万枚と僅差で2位という結果に。
「今回は、さすがに緊急握手会は行われないものとみられますが、Sexy Zone、モーニング娘。’17のどちらのファンにとっても“負けられない戦い”であることは間違いないでしょう。そんな中、4日付のデイリーランキングでは、『ぎゅっと』が1位を奪い、2万4,123枚を記録。対するモーニング娘。’17の売り上げは9,867枚と、大幅ダウンしていました」(同)
3月発売の前作「ROCK THA TOWN」は初週12万枚で、昨年10月発売の「よびすて」(初週11.5万枚)を上回る結果を残したSexy Zone。「ROCK THA TOWN」まででデビューシングルから13作連続の首位を獲得していたが、今回でそれも打ち止めになってしまうのか……。週間ランキングの数字に注目が集まる。