とんねるず30周年特番、「いじめ」「同性愛差別」と炎上! 『めちゃイケ』に続きフジ批判
9月28日の『とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP』(フジテレビ系)で放送された企画や“登場キャラクター”が、物議を醸している。
「番組では放送30周年を記念し、とんねるず・石橋貴明と木梨憲武がタモリをゲストに招いて『笑っていいとも!』を再現した『祝っていいとも!』で盛り上がったり、ビートたけしと東京・銀座で食べ歩きロケをしたりなど、豪華な企画が放送されました」(芸能ライター)
こうして、さまざまな形でお祝いが行われる中、石橋と木梨、ずん・飯尾和樹がANZEN漫才・みやぞんの新居でパーティーをするといった企画も放送されたのだが……。
「一行は、何も聞かされていなかったみやぞんの自宅に、半ば強引に上がり込みました。みやぞんは戸惑いながらも、自宅をパーティー会場として提供しましたが、とんねるず側は勝手に部屋のものを触ったり、鏡開きをして床をお酒でビショビショにしたりと、やりたい放題。ネット上では、『フジのイジメ気質の企画にはウンザリ』『人の家をめちゃくちゃにしてバカ騒ぎすることの何が楽しいの?』などと不快感を示す者が続出しました」(同)
というのも、フジは今月2日の『めちゃ×2イケてるッ!』でも、番組レギュラー陣がジャルジャル・後藤淳平の新築の自宅に乗り込み、カーペットをカレーまみれにする様子などを放送して炎上したばかりだった。
「また、みやぞんは室内犬を飼っており、収録中おとなしくしている様子に、視聴者からは『可愛い!』『癒やされる』などの声が上がっていたんです。ところが番組サイドは、撮影中、“窓の外からスナイパーが襲撃する”という演出の一環として、“銃声”を鳴らしたため、『突然の大きな音は、犬にとってストレス』『犬がビックリしてないか心配』などと波紋を広げました」(同)
さらに、この日の放送は“BPO(放送倫理・番組向上機構)問題”にも発展している。
「たけしとの食べ歩きロケの際、石橋が往年のコントの『保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)』という“男性同性愛者”のキャラクターに扮していました。ネット上には懐かしさが広まる半面、『同性愛者を笑い者にする風潮は、間違ってる』『昔は笑えたのかもしれないけど、完全に差別的で許されない』といった批判が噴出。文化人類学者・砂川秀樹氏は、Twitterで『BPOに意見を送りました』と報告しています」(同)
フジはこうした反響をどのように受け止め、対応するのか。