ジェニファー・ローレンス、新作映画上映会で“中指おっ立て”アンチを挑発!
数年前まで「美しくてカッコいい、ハリウッドを代表する若きフェミニスト」と呼ばれていたジェニファー・ローレンス(27)が、主演した新作映画『マザー!』が映画ランキングでまさかの最低判定をくらい大激怒している。撮影を通して恋仲となった監督のダーレン・アロノフスキー(48)と出席した上映会で、観客に向けて中指をおっ立てる写真がネット上に流出してしまい、「負けビッチ」「言動すべてが不愉快」と叩かれている。
ケンタッキー州ルイビルで3人兄妹の末っ子として生まれたジェニファーは、兄たちの影響で勝気なおてんば娘として育ち、スポーツに精を出す傍ら、地元の舞台に立ったり、モデルとしても活動していた。女優として本格的に仕事を得るようになったのは、家族とニューヨークを訪れた14歳のときからだ。
頭の良かった彼女は、2年早く高校を卒業して、女優業に集中した。舞台だけでなく人気テレビ番組にもゲスト出演するようになり、17歳でテレビコメディ『The Bill Engvall Show』のレギュラーにキャスティングされる。番組の撮影が行われるロサンゼルスに移住し、映画にも出演するようになった。20歳で主役の座を射止めた『ウィンターズ・ボーン』(10)で高く評価され、アカデミー賞主演女優賞をっはじめとする数多くの賞にノミネート。ハリウッドで一気に知名度を上げた。
『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(11)、そして翌年からの『ハンガー・ゲーム』シリーズで世界的に大ブレーク。SF、ホラー、コメディ、ロマンス、アクション、なんでもこなせる才女として、もてはやされるようになった。
しかし2014年、セレブたちのプライベートなヌード写真がハッキングによって流出した際には、旬の女優だったジェニファーの「パンティ姿で指をくわえてポーズをとるヌード写真」「全裸のセルフィー」ばかりが注目され、世間はその話でもちきりに。ジェニファーのものだとされる顔射シーンや女性器のどアップ写真まで出回り、「スカしてるくせに、こんな淫乱だったとは!」と世の殿方は大興奮した。
ジェニファーは「これはスキャンダルなんかじゃない。性犯罪、性的暴力であり、最低に汚らしい行為」だとハッカーに大激怒。「こんな自撮りをするなんて、ナルシストにもほどがある」という世間の冷たい目に対しても、かつて交際していたニコラス・ホルトに送るために撮ったものだったと反論。しかし、このヌード写真ハッキング流出事件後、ジェニファーのイメージは一気に下がり始める。
15年には『アメリカン・ハッスル』(13)の男性共演者たちより自分のギャラが低いことを知り「悪い評判が立つのを恐れて、ギャラ交渉時に強く出られなかった自分に腹が立つ」「ハリウッドでは、女が強く出ると生意気ととらえられるから」と業界の男女差別を訴えた。だが、ネット上では「カマトトぶってて嫌い」「男性共演者より出番が少ないんだから、ギャラが低いのは当然」「年間5,200万ドル(約58億4,700万円)も稼いでる女が、ギャラで男女差別を受けていると主張しても全く響かない」と叩かれ、同情してもらえなかった。
16年には米大手経済誌「フォーブス」の「最も稼いだ女優」で4,600万ドル(約51億7,300万円)と2年連続トップに立った。しかしSF映画『パッセンジャー』(16)でクリス・プラット相手に初挑戦したセックスシーンについて「緊張しちゃって、お酒たくさん飲んで。酔っ払った状態で撮影に臨んだの」と明かし、再び「カマトトぶるな」とバッシングされる羽目になった。
17年に入って、オーストリアのストリップクラブで酔っ払い、上機嫌でポールダンスを踊る映像が流出すると「どうせポールダンスするなら、全部服を脱げ!」と理不尽なバッシングを受け、過激なブロードウェイ作品である『1984』を鑑賞中に嘔吐したと報じられると、「それでもプロの女優か」とこれまたバッシング。ここぞとばかりにネットユーザーたちはジェニファーを叩き続けている。
このように、ここ数年で「アメリカのスイートハート」「ハリウッドを代表するフェミニスト」から、「ハリウッドの勘違いビッチ」へと激しくイメージダウンしてしまったジェニファーは現在、主演した新作映画『マザー!』のダーレン・アロノフスキー監督と交際中だ。こちらも口さがない人たちは「21歳も年上の男と付き合うなんて、気持ち悪い」と叩いている。
そしてこの映画『マザー!』が映画ランキングサイトで「最低レベルの映画」と評され、ジェニファーは大激怒中だ。上映会で、観客に向けて中指をおっ立てる写真がネット上に流出し、「本当にムカつく女」などと大バッシングが巻き起こっている。