サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率「散歩番組」戦国時代、視聴率ランク 芸能 「恐怖の高齢者番組」との異名も! 有吉、国分がワースト!? タモリに鶴瓶、マツコら「散歩番組」戦国時代、視聴率ランク 2017/09/30 15:00 NHKタモリ芸能ウラ情報 『ブラタモリ』(NHK)公式サイトより 各局こぞって放送している散歩番組。タモリや笑福亭鶴瓶、マツコ・デラックスに有吉弘行、高田純次にTOKIO・国分太一などなど、ざっと挙げるだけでもそうそうたる芸能人が“顔”を務めているが、今回は、そんな数ある散歩番組の人気を調査してみた。直近に放送された番組視聴率と、月~金曜まで帯放送されている番組は、その週の最高値を抽出し、ランキングにまとめた。 トップは『ブラタモリ』(NHK、土曜午後7時30分~)。9月16日の「高野山」編では12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)を記録した。 「放送時間帯のM3(50歳以上の男性)・F3層(50歳以上の女性)をごっそり持っていくことで知られている、恐怖の高齢者向け番組です。ナレーターは草なぎ剛で、彼の元気な声を聞ける数少ない番組」(放送作家) 2位は『鶴瓶の家族に乾杯』(同、月曜午後7時30分~)で、9月11日の視聴率は11.1%。鶴瓶とゲストが、ある町を突然訪ねる「ぶっつけ本番」旅だ。 「この番組は、ロケの情報統制がかなり徹底されており、宿泊先のホテルにも、またロケ車をその地元でレンタルする際も、番組名は告げていないようです」(業界関係者) 3位は『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系、土曜午前9時25分~)。9月16日の視聴率は9.9% 。 「こちらは『家族に乾杯』と真逆で、どの道をどちらに曲がるか、どこに寄り道するか、立ち寄った先の店の人にどんなことを聞くのかまで、事細かに台本に書かれてあるといいます」(同) さて、ここからは不名誉なワースト3の番組を見ていこう。『タカトシ温水の路線バスの旅』と隔週で放送されている、『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系、土曜昼12時~)がワースト3位に入った。9月16日の視聴率は4.9%。 「一時期は、裏番組の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)を視聴率で抜く時期もありましたが、今は太刀打ちできていません。もともとは、『あの毒舌の有吉が街を歩いたらどうなるのか?』という実験的な目線でスタートしたものの、ほぼ全編にわたって彼の人の良さがにじみ出てしまっている。逆に、『この番組の有吉は穏やかで好きだ』という視聴者も多いですよ」(前出の放送作家) 続いてワースト2位は、『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系、月~金、午前11時25分~)。 9月12日と14 日にいずれも3.2%を記録している。 「正味2分程度のミニ番組なので、存在自体知らない人もいると思いますが、ほぼ同じ時間に放送されている高田純次の『じゅん散歩』(テレビ朝日系、月~金、午前9時55分~)が6%台をキープしているので、その半分の数字は寂しいものです」(同) ワースト1は、『朝の!さんぽ道』(テレビ東京系、月~金、午前7時30分~)で9月14日の視聴率は0.9%だった。芳本美代子や、元“たいそうのおにいさん”佐藤弘道といった今ではすっかりレアとなったタレントが案内人を務め、月曜から金曜まで東京駅周辺や浅草など1つのエリアを歩くというものだ。 こうして見ていくと、散歩番組の人気はやはり、誰がどう歩くかという点に尽きるようだ。あなたはどの番組がお好みだろうか? 【散歩・街歩き番組 視聴率】 1位 『ブラタモリ』(NHK、土曜午後7時30分~)12.8%(9月16日) 2位 『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK、月曜午後7時30分)11.1%(9月11日) 3位 『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系、土曜午前9時25分)9.9%(9月16日) 4位 『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系、日曜午後3時20分)9.4%(9月17日) 5位 『もしもツアーズ』(フジテレビ系、土曜午後6時30分)7.4%(9月16日) 7位 『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系、日曜午後6時30分) 7.2%(9月17日) 8位 『じゅん散歩』(テレビ朝日系、月~金、午前9時55分)6.7% (9月12日) 9位 『タカトシ温水の路線バスの旅』(フジテレビ系、土曜昼12時)5.9%(9月9日) 10位 『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、木曜深夜0時15分)5.0%(9月14日) 11位『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系、土曜昼12時)4.9%(9月16日) 12位『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系、月~金、午前11時25分) 3.2%(9月12日、14日) 13位『朝の!さんぽ道』(テレビ東京系、月~金、午前7時30分)0.9%(9月14日) 最終更新:2017/09/30 15:00 Amazon prints(プリンツ)21 2007年春号 特集・高田純次 [雑誌] 『若大将のゆうゆう散歩』の失敗は忘れてあげて~! 関連記事 タモリ+NHKだから許される? フジの"あの番組"に潜入した『ブラタモリ』TOKIO・国分太一、夏休みで“不在中”『ビビット』の視聴率アップ! 存在意義に暗雲新『ローカル路線バスの旅』、田中要次は「要注意」羽田圭介は「無言」で“壊滅的”コンビ?マツコ『夜の巷を徘徊する』、福山雅治の“接待番組”化? 映画番宣で話題集めも失策にフジ、『アッコ×ピン子はじめての2人旅』をゴールデン放送で「需要なし」と集中砲火 次の記事 「Domani」読者とプロの哀しき格差 >