「フジはジャニーズに頭が上がらない」木村拓哉の新作映画を、怒涛のプッシュ計画
「フジテレビは、ドラマ放映中に『久しぶりに全話平均視聴率で15%オーバーを狙える作品』と確信した時点で、すぐに来年の映画化を決めたようです。今はとにかく2ケタ超えたら続編、15%近くいけば映画化という方針のようですよ」(テレビ局関係者)
山下智久主演の月9ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。9月18日に放送された最終回は、全10話で最高値となる平均視聴率16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録、全話平均でも14.6%と上々の結果を残した。
「ここ1年の月9ドラマは、ほとんどが15%はおろか2ケタにすら届いてない現状でしたからね。月9廃止説まで出ていたくらいひどい有様だったのを、山下が救った形になりました。夏クールのドラマでも断トツトップの高記録ですし、これでフジはジャニーズに頭が上がらなくなるでしょうね」(芸能事務所関係者)
実際、フジとしては、ジャニーズに頼らざるを得ない状況に追い詰められている。
「今はどんな企画をやっても裏目に出ますし、『フジテレビだから』という理由で番組を見ない視聴者もいるくらいです。そんな中で、安定した視聴率を獲れるジャニーズタレントの存在は、フジにとって大きな支え。来年には、フジと東宝製作の木村拓哉主演映画『マスカレード・ホテル』が公開されるのですが、局内の期待値は相当高い。フジは総力を上げて宣伝することがすでに決定しています。木村にとっても、この映画がコケると、今年主演した映画『無限の住人』に続いて主演映画が“連敗”ということになりますからね。『コード・ブルー』のいい流れをどこまで続けられるのか見ものです」(番組スタッフ)
ジャニーズはフジを救命することができるのだろうか――。