『ひよっこ』みね子の新しい恋に「ちょっとダサいのが最高」と視聴者大興奮
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!
『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。
【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
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■9月16日(土)/143・144話~9月22日(金)/149話
コンテストに優勝し、一躍スターとなった時子(佐久間由衣)が、奥茨城村にある実家を慌ただしく訪れる様子からスタートした143話。時子は自分に「泉マコト」という芸名がつけられたことを告げ、本名とは別の名前になってしまうことを謝る。一方、みね子はヒデ(磯村勇斗)に、一緒にランチに行かないかと誘われるのだった。
144話では、 すずふり亭の電気修理のために、昔みね子が働いていた向島電機の元工場主任・松下(奥田洋平)が訪れる。味のあるキャラクターで絶大な人気を得ていた松下の再登場に視聴者は大喜び。「ご安全に~」という向島電機時代の名セリフも飛び出し、「松下さん再登場うれしすぎる!」「『ご安全に』がまた聞けるとか見続けてきた甲斐があった!」といった声が上がっていた。
早苗(シシド・カフカ)が自分の恋について語る姿が描かれた145話。早苗は19歳の時に「結婚しよう」と約束した人のことを待ち続けているのだという。一方、本気で向き合った方がいいと早苗に諭されたみね子と世津子(菅野美穂)は、同じ部屋で生活することになる。
146話で、世津子は、みね子の父・実(沢村一樹)と過ごした時間について、みね子に話す気はないと告げる。一方、奥茨城村では、記憶がないままの実が妻である美代子(木村佳乃)にプロポーズ。美代子は大喜びで、実にプロポーズされたことを村の女性たちに話しまくるのだった。
147話では、休みの日にすずふり亭裏の広場に集まっておしゃべりをするみね子や鈴子(宮本信子)、世津子たち女性陣の姿が描かれた。そこで、みね子がヒデとランチに行くことを知った鈴子たちは大盛り上がり。148話では、鈴子たちがみね子にヒデのことを好きなのか尋ねる。みね子が「好きだ」と口にしたタイミングで、迎えに来たヒデが広場に現れる。まさかの状態に大パニックに陥るみね子。その後、2人は一緒にランチを食べに行った帰り道で、ヒデはみね子に「ずっと好きだ」と告白する。みね子の気持ちを先に知ってしまい、「自分から言おうと思ってたから悔しかった」とも明かしていたヒデの姿に、視聴者は「なにこの青春~~かわいすぎっ」「ちょっとダサいのが最高にいい!」「ベタな展開なのにめっちゃキュンキュンする」と大興奮のよう。
149話では、これまで「アイドル的な存在だから」と省吾(佐々木蔵之介)に近付こうとしなかった愛子(和久井映見)と省吾の会話シーンが描かれた。戦争で亡くした好きな人を忘れられないと語る愛子。「そんな自分でも恋していいのか」と尋ねられた省吾は、なにも言わずVサインを出す。
それぞれの恋模様が描かれた今回のひよっこ。147話までで54回連続の視聴率20%超えを果たしている同作が、今月30日の最終回にどのような結末を見せてくれるのか楽しみだ。