『カンナさーん!』渡辺直美デザインの“15万円ドレス”に「ダイソーで売ってそう」の声
9月19日午後10時から、渡辺直美主演ドラマ『カンナさーん!』(TBS系)の第10話(最終回)が放送される。視聴率は初回12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、その後もしばらく2ケタをキープしていたが、終盤は1ケタ台に落ちることが増えた。しかし第9話では10.1%と数字が回復している。
同ドラマは、雇われファッションデザイナーとして働く超ポジディブなママ・カンナ(渡辺直美)が主人公。イケメン夫・礼(要潤)の浮気が発覚し、息子の麗音(川原瑛都)を1人で育てていくことを決意するというストーリーだ。
第9話では、大仕事を終えた礼が、ようやくカンナと麗音とともに新しい生活を始める。礼は「これでもう一度、カンナにプロポーズできる」といった決意を胸に秘めていた。
一方カンナは、自身が働くファッションブランドが閉鎖になることに。海外勤務になるか、仕事を辞めるかと迫られ、カンナは麗音のために会社を去る決断を下す。だが、上司の美香(山口紗弥加)が上層部にかけあってくれたことで、カンナと翔子(トリンドル玲奈)のどちらかが、デザイナーとして社内の別ブランドで働けることに。2人は生き残りをかけて、社内コンペで勝負する。
「15万円のドレスというテーマのコンペだったのですが、カンナの作ったドレスには、視聴者から冷めた声が続出しています。当初はブランドのイメージ通りに作ろうとしたカンナは、途中でやはり自分らしいものを作ろうと変更。その結果できあがったのが、全体に星マークをあしらった個性的なドレスだったのです」(芸能ライター)
カンナのドレスには「こんなの絶対着たくない」「15万円のドレスに星マークって……」「お遊戯会の衣装かな?」「高校生の文化祭みたい」「ダイソーで売ってそう」といった声が視聴者から上がり、結局コンペにも敗北して無職となった。一方、礼が社長を務めるCG制作会社も、クライアントが倒産したことで、なんと5000万円の借金を抱えることになる。
最終回では、カンナがデザイナーとして再就職先を探すものの、何社からも断られ続けてしまう。さらに礼は「今の俺に2人を笑顔にすることなんてできない。ほっといてくれ」とカンナの元から去ろうとする。
「絶望的な状況下におかれている夫婦ですが、この回では再び、以前カンナが付き合っていたファッション界のカリスマ・ニック難波(加藤雅也)が登場して、カンナのマンションを訪れるようです。くせ者だらけの同ドラマで、ひたすら良い人だったニックは視聴者から大人気。これは、かなりの盛り上がりが期待できるかもしれません」(同)
姑役で出演している斉藤由貴の不倫騒動により、悪い意味で注目を浴びてしまった『カンナさーん!』。せめてドラマでは気持ちのいいラストであってほしいものだが……。