「イルマの希望の光!」ハリケーン中継のCNNジャーナリスト、マッチョTシャツ姿に全米大興奮
実はクリスはジャーナリストになる前、ウォール・ストリートの弁護士として活躍していた1997年にも、女性から熱い視線を集めたことがある。「由緒正しい家柄の超エリートイケメン」として、米大手芸能誌「People」の「最も美しい人」リスト入りしたためだ。
直後、米女性向けハイファッション・カルチャー誌「Wマガジン」も、クリスを「ニューヨークでジョン・F・ケネディJr.の次に魅力的な独身男性」と紹介。かつてクリスの父親も85年に米女性誌「プレイガール」から「最高にセクシーな男性」という名誉を授与されているため、「クリーンでインテリなイケメン顔は血筋」だと女性たちをときめかせた。ちなみに、兄のアンドリューも2010年に「People」の「最もセクシーな男たち」にランクインしている。
そしてクリスの肉体が話題になるのも、実は初めてではない。ボートフィッシングが趣味のクリスは、釣った魚を手に持った写真をよくSNSに投稿しており、今年5月にもインスタグラムに上半身裸の写真を投稿した。そして7月には、息子と釣り上げた魚を披露する写真を投稿。ほれぼれするほどの腹筋や大胸筋にこんがりと焼けた肌はまるでボディビルダーのようで、著名なゲイの活動家が「クリスの釣りの写真にはホント、心の準備ができてなかった。CNNのスーツの下にアレが隠されていたなんて」と興奮しながらツイートしたほどだった。
報道ジャーナリストは体力勝負であり、自己メンテナンスが不可欠だ。そのためボディビルダー並みに体を鍛え上げる男たちは少なくない。クリスの先輩であるCNNのアンダーソン・クーパー(50)も、細マッチョなイケメンとして人気を誇っている。ゲイだとカミングアウトしているため何かと狙われやすいのか、「ワークアウトしているマンハッタンのジムのシャワーはボクサーブリーフをはいたまま浴びる」と報じられたことがあり、ガードの堅さを残念がる声が上がった。
ABC局のニュース特派員ジオ・ベニテス(31)も、同性婚した超イケメン夫とマリンスポーツに興じる写真をインスタグラムにときどき投稿しており、夫もかなりのマッチョなのでダブルで楽しめると話題を集めている。同じくABCで『ワールド・ニュース・トゥナイト』のアンカーを務めるデイビッド・ミュアー(43)のインスタグラムは、キメ顔写真ばかりで若干引かれがちだが、肉体美がはっきりとわかるプライベート写真が多いとファンからは好評だ。
クリスの私生活はというと、01年に米カルチャー誌「Gotham」の女性編集長と結婚し、3人の子どもたちと幸せな家庭を築いている。SNSに投稿される写真には、妻や子どもたちとのものも含まれている。正義に熱く、プライドを持って仕事に励むファミリーマンであるクリスだからこそ、今回の中継で「Tシャツからのぞいたマッチョな腕」に萌えた人が多かったのだろう。
シットコム『愉快なシーバー家』でブレークした俳優で、福音主義の敬虔なクリスチャンとして知られるカーク・キャメロンが、聖書の「神が(嵐などを)引き起こすのは懲らしめのため〜」という言葉(ヨブ記37章13節)をフェイスブックにポストし、「そういうことを軽々しく言ってはいけない!」「いや、間違ってないのでは!?」と大炎上している中での、クリスの話題。殺伐とした空気が流れていたネットに、セクシーで和やかな風を吹き込んだようだ。
「イルマ」が上陸してからは、レインコートを着用して叩きつける雨と突風を受けながら中継し続けているため「セクシー・クリス」を目にする機会は少なくなっているが、ハリケーンが過ぎたら、またTシャツ姿になるであろう彼を見るためにCNNをつける人は多いだろう。ネットユーザーが発した「イルマの希望の光。それは、クリスがいかにマッチョでセクシーかということを世に知らしめたこと」という意見は、あながち冗談とも言い切れなさそうだ。