『セシルのもくろみ』最終回4.3%!! ネットを気にする主人公が「まんま真木よう子」と苦笑
真木よう子主演の連続ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)が9月7日に最終回を迎え、平均視聴率4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、全話平均4.5%と、全話通して一度も1ケタ台を抜け出せずに終了した。ネットユーザーの間には、最後まで“ガッカリ感”が漂い、「主人公・宮地奈央(真木)が『ネットニュース』に言及するシーンでは『真木のことかよ』とザワついていた」(芸能ライター)という。
「惣菜屋のパート主婦だった奈央が、ファッション誌『ヴァニティ』の読者モデルにスカウトされ、新たな世界で活躍する姿を描いた同ドラマは、初回5.1%で発進後、一時は3%台まで落ち込むなどして“打ち切り”が決定。最終回目前の第7話では5.3%と自己最高を記録したものの、2ケタ台には遠く及びませんでした」(同)
最終回は、奈央が新雑誌のカバーモデルに誘われて悩むという展開だったが、ネット上では以前から「奈央はモデルにしてはダサいしガサツすぎる」と指摘されていた。結局、そのスタイルが一向に改善されないまま最終回を迎えたため、「主人公がどんどんキレイになっていくのを期待してたのに、最後まで私服はダサいし、性格もガサツなままでガッカリ」「成長がないまま、カバーガールのオファーが来て衝撃」などの書き込みが散見された。
「一方、奈央が『ヴァニティ』にまつわるネガティブなウワサについて、『そういうネットニュースが出るたびに、いちいち右往左往するのってどうなんでしょう?』『もう数字とかネットとか、そんな本当の正体のわからないようなものに振り回されるの、やめにしませんか?』などと口にした場面では、視聴者が騒然。というのも、奈央を演じる真木こそが、Twitter(現在はアカウント削除済み)で視聴率に言及したり、ネットで“女優廃業危機”を報じられて反論したりしていたからで、『自分のことを言ってるの?』『ネットや数字を気にしてたの、まんま真木のことじゃん!』との声が飛び交いました」(同)
さらに、奈央が撮影をキャンセルして、「先日は撮影を飛ばしてしまって本当にすみませんでした」と謝罪する一幕に対しては、「撮影飛ばしたとかリアルすぎる」「実際の真木を彷彿とさせる、斬新な脚本だな」と、先日同じように撮影をキャンセルしたと報じられた真木になぞらえる反応がみられた。
このように、内容よりも真木自身が注目を集めてばかりだった同ドラマ。話題になったという意味では、成功したといえるだろうか。