『ひよっこ』クランクアップ! 大河ドラマの名セリフ登場に視聴者大満足!
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!
『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。
【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<126話~131話>『ひよっこ』みね子の幼馴染・三男役の泉澤祐希に「こんなにかっこよかったっけ?」の声
<120話~125話>『ひよっこ』29回連続20%超え達成中! みね子が語った“大人の定義”に共感の声
<113話~119話>『ひよっこ』島崎遥香演じる由香の“ツンデレ”が好評! 週間視聴率も22.4%と絶好調
■9月2日(土)/132話~9月8日(金)/137話
132話では、あかね荘の大家・富(白石加代子)がかつて愛した人の死を知る。芸者だった富とその人は愛人のような関係だったのだが、2人でさまざまなところへ旅行したりと、確かに愛し合ってたという。みね子は翌朝、その人の告別式会場前に見送りへ行くため、準備をする富を見かける。
133話では、富を1人で行かせたくないが人手不足で店を留守にできないという鈴子(宮本信子)を見かねて、みね子は近所の和菓子屋・柏木堂で働いている由香(島崎遥香)を連れてくる。家族である鈴子、省吾(佐々木蔵之介)とうまくいっていない由香が店を手伝ってくれることを、鈴子と省吾の2人は戸惑いながらも喜ぶ。一方その頃、女優の世津子(菅野美穂)は金銭スキャンダルで追い詰められていた。
すずふり亭を手伝う由香の姿が描かれた134話。ぎこちないが少しずつ前を向こうとする由香たち家族に、みね子は笑みをもらす。
135話では、スキャンダルで仕事が全部キャンセルになり、自宅に閉じこもっている世津子を助け出す様子が描かれ、そこでのみね子の言葉に注目が集まった。
世津子の家の周りを張るマスコミの目を反らす人員がほしいと悩むみね子と、すずふり亭・見習いコックのヒデ(磯村勇斗)。そこへ柏木堂の息子・ヤスハル(古舘佑太郎)が登場すると、みねこは思わず「飛んで火に入る夏のヤスハル」。さらに作戦決行の気合入れでは、大河ドラマ『真田丸』の名セリフ「では、おのおの抜かりなく」が飛びだし、これらやり取りに視聴者は、「腹筋鍛えられる」「みね子劇場最高に可愛い」「夏のヤスハル、語呂いいな」「『おのおの抜かりなく』とかめっちゃ真田丸じゃん(笑)」と大満足の様子。
無事、世津子を助け出せたみね子たちの姿からスタートした136話では、停電によりすずふり亭裏の広場に集まった近所の人たちと、餃子パーティーをすることに。みね子は、初対面の人々に戸惑いながらも楽しそうな世津子を見て安心する。また、ラストのワンシーンで声だけの出演となったヤスハルだが、Twitterでトレンド入り。135話でも、「ヤスハル」がトレンド入りを果たしていたことから、ここ数話で人気が急上昇中のようだ。
137話で、世津子は、しばらくあかね荘の愛子(和久井映見)の部屋で一緒に暮らすことになる。みね子たちは部屋一面に布団を引き、いろいろな話をしながら、みんなで雑魚寝をするのだった。
同作は9月4日に全撮影が終了。有村は自身のインスタグラムで「愛しい作品。愛しいみんな。心から尊敬する、皆さんとひよっこの世界を作れたこと、私の誇りです。宝物です」とコメントしている。最終回まで残り約3週間。同作はどのような最後を見せてくれるのだろう。