『24時間テレビ』出演めぐる“裏接待”? 芸能プロが日テレに「高額飲み会」のウワサ
歴代2位タイの18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を獲得し、有終の美を飾った『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。マラソンランナーの当日発表が功を奏したのか、例年にない注目度となったが、いまだ「チャリティー番組といえるのか?」という点についての批判は根強い。
業界内で、多大な影響力を持つとされる『24時間テレビ』。番組への“貢献度”が評価された出演タレントは、「向こう1年の活躍が約束される」(芸能プロ関係者)と言われ、「今年、注目が集まっていた出演者といえば、ランナーを務めたブルゾンちえみ。少なくとも来年中旬まで、日テレから出演オファーが殺到することになることでしょう」(日テレ関係者)とのこと。
また、不倫騒動直後の雨上がり決死隊・宮迫博之も、「ブルゾンのように大々的に貢献したというわけではないですが、日テレから恩恵を受けた1人」(同)だという。
「『24時間テレビ』が出演OKを出したという建前を得たのは、少なくとも日テレから『不倫は不問』と判断を受けたということ。最近は、不倫報道で干される芸能人もいるだけに、宮迫はほっと胸をなで下ろしたでしょうね」(同)
今後も同番組の恩恵に預かろうと、出演者やその所属芸能プロは、例年日テレへの“高額接待”に勤しんでいるという。
「局員へのあいさつ回りなどの、ただの営業だけにはとどまらず、事務所総出でチャリTシャツを大量買いしたり、局員を歓待する飲み会を開いたりと、毎年各大手プロが、こぞって日テレへの接待を繰り広げています。タレントの出演ギャラを全額“日テレへの接待費”に注ぎ込んだとしても、十分なほどの“見返り”が得られるほどに、『24時間テレビ』の看板は大きいんです」(前出・芸能プロ関係者)
なお、今回発表された募金は、約1億2902万と過去に比べて半分程度となっている。
「近年、募金額に関しては、“メインパーソナリティーのファンをどれだけ動かせるか”にかかっているとされています。嵐がメインを務めた2013年、約4億3000万円と相当な額を集められたのも、嵐人気の影響が大きい。結局、番組出演者に名を連ねるタレントは、多くの募金を集められるタレントのいる事務所と、日テレへの接待に強い事務所のどちらかになんですよ。ただ今年に関しては、嵐・櫻井翔、KAT‐TUN・亀梨和也、NEWS・小山慶一郎という人気ジャニーズ勢がメインだったものの、募金額は落ち込んでしまいました」(前出・日テレ関係者)
多額の接待費を、少しでも募金に回した方が、番組の本来の趣旨に当てはまる気がしなくもないが……。