全裸のウッズ、マイリーの野ション、セレブの女性器どアップも……エロ画像が大量流出!
アメリカ現地時間21日、インターネット上にプロゴルファーのタイガー・ウッズ、アルペンスキー選手のリンゼイ・ボン、マイリー・サイラス、モデルのステラ・マックスウェル、歌手のキャサリン・マクフィー、女優のクリステン・スチュワートのヌード写真が流出した。スマートフォンのハッキング被害に遭ったものと見られており、性器のどアップ写真を晒されたリンゼイは「法的な措置を取る構え」だと大激怒している。タイガーのヌードは「全裸直立自撮り写真」、マイリーは「屋外でしゃがんで放尿している写真」「モデルのステラ・マックスウェルと全裸でベッドに横たわる写真」、キャサリンは「うっとり顏の自撮りヌード」、クリステンは「キメ顏の“ちっぱい”ヌード」と多種多様で、世間は「ハッキング被害に遭ってるセレブが多いのに、なぜ自撮りヌードをスマホに保存するのか!?」と呆れたり、「数年前に別れた男との写真を大事に保存してるなんて!」と驚いたりしている。
今回、あまりにも衝撃的なヌード写真を大量に掲載したのは、セレブから敵視されている「セレブジハッド・ドットコム(celebjihad.com)」というウェブサイトだ。サイトのコンセプトは、「壮絶な人生を送ってきたダーカ・ダーカ・モハメッドという男が、アメリカの芸能誌『People』を読んでいる妻を見て絶望。妻を射殺した後、毒性の強いセレブリティ文化を潰すためにロサンゼルスで立ち上げた」というもので、「聖なるイスラム過激派ゴシップサイト」である。
このダーカ・ダーカ・モハメッドという名前の元ネタはおそらく、マリオネットを使った18禁のドタバタ政治風刺映画『チーム★アメリカ/ワールドポリス』(2004)だ。「ダーカ・ダーカ」というのはもともと、アラブ系の人々をバカにする意味合いのスラングで、『チーム★アメリカ』ではこれに「モハメッド」というアラブ系の名前をプラスして、ブラックジョークの文脈で使っていた。サイトを立ち上げた経緯が紹介されている説明文は明らかにデタラメだが、この名前をあえて使うことで、アメリカのセレブたちを徹底的にバカにするという意図があるようだ。
サイト上には免責事項として「真実か嘘かにかかわらず、情報を提供する風刺サイト」「責任は負わない」「アダルトサイトではないがアダルトな写真や内容物を掲載している」と記されており、無責任極まりない。実際、明らかにコラージュだとわかる有名セレブのエロ画像や動画がとても多い。
それでもこのサイトの画像はよく拡散されるため、迷惑を被っているセレブは多く存在している。11年にはテイラー・スウィフトが「セレブジハッド・ドットコムが掲載している『テイラー・スウィフトのプライベートなトップレス写真流出か?』という画像は全くのデタラメで偽物」だと声明を発表。同サイトに対して、直ちに画像を削除しなければ著作権侵害で訴えると警告した。
これに対してセレブジハッド・ドットコムは、「異教徒を猛烈に攻撃するアメリカと違って、イスラムは愛と平和を大切にしています。テイラー・スウィフトが頭にきているという、我々のトップレス画像記事についても妥協しましょう」「テイラー・スウィフトがイスラム教に改宗し、アラーの神を崇拝すると公表したら要求通り削除します」「アラーは偉大なり」という文章をサイトに掲載。写真は削除せず、その後も明らかにコラとわかるテイラーのヌード写真を次から次へと掲載するなど、反省の色は全くない。テイラーも気味が悪かったのか、結局そのまま放置している。
12年にはミーガン・フォックスが、「偽のヌード写真を直ちに削除しなければ訴える」と警告。セレブジハッド・ドットコムはこれも無視し、大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」の取材に対して、「『トランスフォーマー』シリーズ2作の中で、乳房を強調するようなシーンを撮影していた彼女が、今さらこんな画像でダメージを受けるとは考えにくい」と述べ、削除する気などさらさらないとコメント。その後、「ミーガンのセックステープ」なるものまで公開した。
セレブジハッド・ドットコムのタチが悪いところは、大半はコラだとわかるヌード写真や別人だとわかるセックス動画を掲載しているのに、まれにハッキングされて流出したと思しき本物のセレブのエロ画像を掲載する点だ。今年に入ってからはWWEの人気ディーヴァ、ペイジのヌード画像やセックス動画を公開している。人気レスラーグループ、ニュー・デイのエグゼビア・ウッズや、リングネーム「ブラッド・マドックス」として活躍していたレスラーのブレント・ウェリントンとセックスしていたことがバレてしまい、「あまりにも乱れすぎだ」とペイジは叩かれ、大打撃を受けた。
そんな恐れを知らぬセレブジハッド・ドットコムが、このたび、超大物セレブたちのヌード写真を大量に掲載したのである。