打ち切り決定の『しくじり先生』、お蔵入りになった真の“しくじりタレント”がいた!
テレビ朝日の人気番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』が、10月期の改編で終了することがわかった。辺見マリの「洗脳された過去」や、オリエンタルラジオによる「天狗懺悔」などが、視聴者から大きな反響を呼んだ同番組は、「旬を過ぎたタレントが、最も出演したい番組」(芸能プロ関係者)となっていたという。ところが、番組からオファーを受けたにもかかわらず、直前で出演中止に追い込まれていたタレントが存在するようだ。
「深夜からゴールデンに昇格し、3年にわたって放送されてきた『しくじり先生』ですが、視聴率が期待値に届かなくなったので、打ち切りになったのでしょう。今年に入ってから、2ケタを記録したのは新庄剛志らが出演した2月20日のスペシャルのみで、6月には5%台まで数字を落としています」(テレビ局関係者)
これまでの“しくじり先生”を振り返ると、堀江貴文氏や東国原英夫氏など、いわゆる前科持ちの人物も複数出演している。犯罪者NGといったタブーは存在しないように思えるが、なぜかある芸人だけは、番組サイドから、収録直前で出演NGを突きつけられてしまったという。
「2013年に、元付き人への暴行容疑で書類送検された楽しんごです。ゴールデン昇格からしばらくたってからの話で、番組が楽しんごにゲストオファーを出し、本人も快諾したためスケジュールも組まれていました。ところが、いざ収録の直前になって、急きょお蔵入りすることになってしまった。出演者らには、『楽しんごの都合でNGになった』と説明されていたようですが……」(制作会社スタッフ)
しかし、楽しんご本人に話を聞くと、まったく逆の連絡を受けていたという。
「確かにオファーを受けて、スケジュールも決まっていましたが、前日に突然『中止になりました』と通達されたんです。それなのに、番組スタッフの方から『そちらの都合で共演者にも迷惑かけたんだから、今度、出演者である関根勤さんやあき竹城さんに会ったら、ちゃんと謝っておいて』と言われました。正直、意味がわかりません」
突然の収録中止について、「どうもテレ朝上層部が、楽しんごの出演にNGを出したようなんです。“スネ傷タレント”という点では、これまでのゲストも同様だったことから、個人的に楽しんごのことが気に食わない幹部がいたのかもしれません」(前出・スタッフ)とか。
「当時は腹も立ちましたが、今は『自分はしくじっていなかった』と割り切ることにしています。でも、最終回のオファー待ってま~す」と、大人の対応を見せる楽しんご。果たしてこの逆オファーは実るのだろうか?