堂本剛、入院めぐりジャニーズ関係者に苦言……「腹立つ」「鬼畜の所業」とファン怒り
左耳の突発性難聴を発症した影響により、8月中旬~9月に控えている音楽イベントへの出演を見送ったKinKi Kids・堂本剛。CDデビュー20周年記念イベント『KinKi Kids Party! ~ありがとう20年~』(7月15・16日)には生中継で参加したものの、個人で参加予定だった『SUMMER SONIC 2017』(8月19・20日)と『イナズマロック フェス 2017』(9月17日)への不出演が明らかに。『堂本剛 平安神宮 LIVE』(9月1~3日)の中止も発表され、夏のスケジュールは白紙となった。ファンの心配が募る中、ラジオ番組『堂本剛とFashion &Music Book』(bayfm)で退院後の近況を語るとともに、自身の関係者に苦言を呈した。
今年7月にCDデビュー20周年を迎えたキンキ。特別ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)などの撮影で多忙を極める中、6月28日放送の『テレ東音楽祭2017』(テレビ東京)において堂本光一が剛の入院を発表。27日に入院し、7月4日に退院したと報じられている。
剛自身も退院後にラジオ(7月15日放送)で事情を説明。耳に違和感を感じた翌日、病院に行くと重度の突発性難聴と診断され、医師から、すぐに入院して点滴をしてステロイドを打つことが好ましいと、早期治療を勧められたと告白した。剛は「皆に迷惑をかけるのであれば、この今の1週間で迷惑をかけた方がいいんじゃなかろうか」とも考えたそうだが、スケジュールの都合もあって入院できず、仕事の合間で点滴しながら内服薬を飲んでいたという。
しかし、重度のためなかなか快方に向かわず、仕事の都合で入院することもできず、結局、発症からおよそ1週間後に「ドクターストップ」で入院に至り、退院後も治療を継続していると明かした。
そして、8月5日放送のラジオでは、本人が現在の病状について言及。整体や鍼治療、鼓膜にステロイドを打つなど、さまざまな改善策を試したという剛は、音が耳に響く感じは随分楽になったと明かし、しかし「聴力が戻っているとは、さほど思いませんけれど」とキッパリ。リフレッシュ目的で食事に出かけようにも、周りの話し声や雑音が「うるさいだけでしんどい」とのことで、耳以外の体調は、退院して1カ月ほどが経過したことで、ステロイドが体から抜け、肌荒れやむくみは落ちついてきてると報告した。
番組にはリスナーから「耳に良い」とされる“耳ヨリ情報”が届いており、剛は「正常に聞こえる方の耳を耳栓で塞ぎ、聞こえない方の耳でクラシックを聞く」という「集中音響療法」を紹介し、
「“むしろ聞こえてないところを聞こうとする能力を刺激しろよ”って思うタイプなので。音楽をやっている人間であれば、ずっとやってきた人間であれば、たぶん音楽で治した方がいいと思うんですよね。会話とか日常とかはそんなんどうでもよくて。なんかこう、会話以上の音で脳を動かすっていう」
と持論を展開。自身としては、音楽の最先端機器を使えば治療できるのでは、と思っているようだが、周りの人間が反対するため「しゃあないか」という心境にいるそうで、
「周りの方が、なんかいろいろ緊張してはるから、うん。『それをもうちょっと早くしてもらえたら良かったんですけどね』みたいな感じもあるけど(笑)。なんか急にみんな、いろいろしてはるから……」
と、周囲の反応に対してボヤく剛だった。
このボヤきを受けて、一部ファンからは「これ、病院に行かせてもらえなかったこと、一大事と捉えてなかったスタッフへの苦言じゃないの」「事務所に腹が立った。剛くんは、つらいことも笑い話に変えようとして心配させないようにしてくれる」「初期の1週間に治療を始めれば確実に回復できた……完治しなかったら剛くんは事務所を訴えてもいいレベル。鬼畜の所業」と、ジャニーズ事務所のマネジメント体制を責める声も上がっている。
ソロ音楽活動の再始動が話題になった矢先の残念な出来事だが、活動を今後も続けるためにも、今は自身の体調を最優先にし、ゆっくりと静養してもらいたい。