斉藤由貴、不倫で再注目される“モルモン教”――「芸能人と宗教」トラブル
女優・斉藤由貴の不倫疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)が報じ、斉藤の信仰する“モルモン教”が話題となっている。なぜなら、モルモン教は厳しい戒律で知られ、不倫は特に厳禁とされているからだ。斉藤は事務所を通じて不倫疑惑を否定しているが、過去にも何かしらのトラブルとともに、“芸能人と宗教”が話題に上ることが度々あった。
「今年2月、清水富美加が宗教団体“幸福の科学”に出家して芸能界を引退したことは、ご存じのことでしょう。現在は法名・千眼美子名義で、教団系列のプロダクションに所属、2018年初夏に公開予定の、同教団・大川隆法総裁が製作総指揮する映画『さらば青春、されど青春。』に主演することが決定し、主題歌も担当するなど芸能活動を再開しています。8月2日には東京ドームで行われた大川総裁の講演会イベントに出演し、歌を披露したということで話題になりました」(芸能ライター)
また「1年9カ月ぶりにドラマ復帰を果たす」と「週刊文春」が報じた女優・井上真央には“創価学会”が絡むトラブルがあったといわれている。
「嵐・松本潤との交際がうわさされている井上ですが、創価学会が結婚に影響していると報じられました。学会員と非会員の結婚は多少なりともネックがあるといわれており、“生粋の学会っ子”だと『週刊新潮』(新潮社)に報じられた井上に、ジャニーズ事務所が難色を示したとの後追い報道も。今年4月には『女性自身』(光文社)が『井上が松本との交際を暗に認めた』と報じましたが、芸能関係者の中には『結婚は絶対にない』と語る“事情”通もいるようです」(同)
さらに、1970年代にトップアイドルとして活躍した桜田淳子は、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係が今なお取り沙汰されている。
「桜田は、92年に旧統一教会の創始者・文鮮明氏が司式を務めた“合同結婚式”に出席、婚姻した後、夫の地元の福井県敦賀市に移り住み、93年に公開された映画『お引越し』を最後に芸能活動を休止。その後は目立った活動もなく、事実上の引退状態に。その当時は、旧統一教会が元信者との間で献金の返還や脱会を巡るトラブルを起こしており、桜田も『霊感商法に関与したのでは?』との疑惑が上がったことが、芸能界から消えた原因だといわれています。現在も旧統一教会に所属する桜田は、なおも“広告塔”であり、『旧教団や信者の活動を活発化させる人物』といった理由で、目立った芸能活動ができない状態のようですね」(同)
本来、信仰は自由だし、普段、芸能人の宗教について触れられる機会はほとんどない。しかし、ひとたびその芸能人にトラブルが起こると、宗教と関連付けて報じられ、一気に大きな話題となりやすい。場合によっては仕事にも影響することもあるが、一方で話題になること自体が宗教の宣伝になっているのかもしれない……。