「スマステ続けたかった」香取慎吾、関係者に漏らした本音と“打ち切りの黒幕”
以前から“打ち切り濃厚”とみられていた、香取慎吾MCの『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)。ファンからは継続を願う声がやまなかったものの、同局関係者が一部メディアに対して9月末終了を認めた。SMAP解散、そして香取のジャニーズ事務所離脱による影響とみられ、ファンは落胆している。
まず6月に、「日刊スポーツ」が『スマステ』打ち切りを報道。その後、香取、草なぎ剛、稲垣吾郎が9月にジャニーズ事務所を退所することが公式に発表された。
「稲垣は『ゴロウ・デラックス』(TBS系)、草なぎ剛は『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)、さらに香取は『スマステ』(同)『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)にメインで出演中。これらの番組の今後については、各局とも慎重にならざるを得ない状況でした。芸能界の事情で考えれば、大手プロを退社した後のレギュラー番組の出演継続は、“タブー”に等しい。さらに相手がジャニーズということで、当初は、各局とも『打ち切りは免れられない』と考えていました」(テレビ局関係者)
ところが、SMAP解散騒動の影響で、世間から“ブラック企業”と批判されるようになったジャニーズは、そのイメージを払拭するべく、テレビ局に対して「番組を打ち切れ」といった圧力を行使しなかったとのこと。
「そういった背景から、先ごろ、『ゴロウ・デラックス』『「ぷっ」すま』『おじゃMAP!!』の継続が判明。あくまでジャニーズは『各局の皆様の判断にお任せします』という姿勢で、ある局には『できれば続けてほしい』とも伝えていたと聞いています。こうして、各局とも戸惑いこそあったものの、結果的に9月以降の継続が決定したんです」(同)
そんな中、唯一『スマステ』だけが9月終了に。香取本人は、6月に『スマステ』打ち切りの第一報が流れた直後、周囲にこんな心情を吐露していたという。
「香取はごく親しい関係者に、『もっと(スマステを)続けたかったな』と話していたそうです。香取は継続を希望、ジャニーズも継続を阻止しようとしていなかった以上、打ち切りはテレ朝の独断によるものでしょうね」(キー局プロデューサー)
打ち切りを決定したテレ朝の“腹積もり”については、こんな指摘も。
「視聴率も悪くないし、番組内容も評判がいいだけに、正直言って、いま終わらせる理由がわからない。深読みすれば、『ジャニーズサイドの本意としては終わらせてほしいのでは』と、テレ朝がジャニーズに忖度しただけとも考えられますが」(同)
こうして、香取のジャニーズ退所とともに16年の歴史に幕を下ろす『スマステ』。果たしてこの結末は、誰にとっての得となるのだろうか。