『24時間テレビ』マラソンランナー「当日発表」に非難! 黒幕は「サプライズ好きの幹部」
8月26~27日に放送される『24時間テレビ 愛は世界を救う』(日本テレビ系)のマラソンランナーが、放送当日に発表されると、7月30日放送の『行列のできる法律相談所』(同)内のVTRで明かされた。この史上初の試みは、ネット上で不評を買い、“マラソン不要論”まで噴出する炎上騒ぎとなっている。
『行列』内で、羽鳥慎一から、「当日に発表します」と伝えられた“今年のランナー”。当人にも、当日まで選ばれたことは知らされないといい、またランナーのヒントは「当日武道館にいる人」だという。こうした羽鳥からの発表に、『24時間テレビ』出演陣が、「ジャニーズはない?」「(候補は)誰がいる?」などと、予想し合う展開となった。
「『24時間テレビ』の幹部スタッフが、事前に内定報道されたタレントを、何の演出もなくランナーとして正式発表することに抵抗があったようです。相変わらず局内の箝口令は続いており、“日テレの今年最大のトップシークレット”といえるでしょう」(日テレ関係者)
局員にも知らされていないという今年のランナーだが、ネット上ではサプライズ性以上に、「発表を“もったいぶる”姿勢に対して、『内定報道を意識しすぎ』という意見から『マラソンを罰ゲーム扱いしてない?』『トレーニングなしで、いきなり走らされるのはキツイでしょ』といった冷めた声が続出している」(芸能ライター)という。
「“ランナー本人も当日走ることを知る”とされていますが、実際には、複数のランナー候補者がすでに事前トレーニングを行っています。局内で最有力候補とされているのは、りゅうちぇるですが、どんでん返しも考えられる。というのも、『24時間テレビ』の幹部スタッフは、とにかくサプライズ好き。もともと進められていた、KAT‐TUN・亀梨和也のランナー案をストップさせたのも、そのスタッフだといいます。なんでも、亀梨がメインパーソナリティー就任発表日までに、亀梨サイドをランナーに口説き落とせなかったので、『いまさら、メインに加えてランナーもやりますといっても、世間は驚かないだろう』と交渉を断念した……とのこと。そういえば、亀梨が有力視されていた時期には、24時間走りっぱなしでは見せ場が少ないということで、“距離を短くして朝スタートにする”という説も出ていました」(前出・日テレ関係者)
こうした一連のゴタゴタに、日テレ関係者も辟易としているようで、「他局や芸能マスコミから問い合わせが殺到していることもあり、正直『さっさと発表すればいいのに』というのが本音」(バラエティ番組スタッフ)という。本番まであと約1カ月、果たして今年の『24時間テレビ』の“サプライズ”は無事に成功するのだろうか。