所ジョージ、冠番組が大爆死! 『イッテQ!』の裏で「お荷物扱い」の内情
所ジョージの番組は長寿化する、というジンクスがいよいよ途切れるようだ。
今年の1月からスタートした、所と林修の司会のもと、人気タレントの人生哲学を学ぶ『人生で一番大切なことは〇〇から学んだ』(テレビ朝日系、日曜午後8時~)が大爆死しているのだ。直近の視聴率は、7月16日放送回で5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、ゴールデンタイムとしてはあまりにも悲しい結果となっている。
裏番組は、今最も勢いのある『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)ということもあり、5.3%という数字は同情の余地があるかもしれない。だが、この数字は、低視聴率と散々叩かれた『フルタチさん』(フジテレビ系)を下回る平均値なのだ。
「『人生で一番大切なこと』は隔週放送が多く、『フルタチさん』と直接対決することがあまりないのですが、6月25日では『フルタチさん』が7.0%の一方、『人生で一番大切なこと』が6.0%。5月28日放送では、『フルタチさん』6.4%に対し、『人生で一番大切なこと』は5.8%と、僅差ですが負け続けています」(芸能ライター)
そんな苦境が続く同番組に、さらなる試練が降りかかっている。
「7月2日、テレ朝は『人生で一番大切なこと』の放送を休止し、大人気のドキュメンタリー番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』のスペシャル版を放送したのです。これが『イッテQ』の裏で9.6%という大健闘をみせた。これにより、『「イッテQ」が強いから仕方がない』という言い訳が立たなくなり、『人生で一番大切なこと』の立場がさらに危うくなった。低視聴率が続くテレ朝の番組でも、もはや『お荷物』扱いされています」(業界関係者)
ちなみに7月16日のオンエアでは新企画と題し、タレントに影響を与えた街をスタッフが取材し、懐かしのグルメやお世話になったアパートの大家などを訪ねる『ウチくる!?』(フジテレビ系)と似た方向性になっていた。最終回は、「人生で一番大切なのは視聴率から学んだ」というテーマになるかもしれない。
(村上春虎)