『24時間テレビ』ランナー「当日発表」に出演陣抗議!! 「マラソンは罰ゲームか」と大炎上
バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、今年8月26~27日放送の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(同)のマラソンランナーが放送当日に発表されることが伝えられた。これに対し、ネット上では、「無理でしょ!」「トレーニングなしでどうやって走るの?」と疑問の声が噴出している。
「同放送の終盤、羽鳥慎一が、『24時間テレビ』の出演者に、『マラソンランナーについては放送当日に発表する』と伝えると、メインパーソナリティを務めるNEWS・小山慶一郎のほか、スペシャルサポーターの東野幸治、雨上がり決死隊・宮迫博之らが、『ええ!?』『パニックパニック!』と驚愕。また、『本人にも当日まで知らされない』という説明には、フットボールアワー・後藤輝基が『事前に発表して“これだけ頑張ってます”っていうのが醍醐味ですやんか』と訴えていました。さらに羽鳥が、『ランナーの候補者は当日武道館にいる人』と付け加えると、出演陣は、『みんな可能性ある!』と猛抗議する流れに。これにはネット上で『ヤラセじゃないとしたら、いきなり走れっていうのは大問題』『事前にトレーニングしてても大変なのに、本格的なトレーニングをせずに当日走ったら、体を壊すよ』と批判の声が相次ぎました」(テレビ誌ライター)
また、羽鳥の発表に対する出演者のリアクションについても、視聴者からは疑問の声が上がっていた。
「発表の直後に、小山が『ジャニーズはないですよね?』と聞いたり、『富美男も走る?』と話を振られた梅沢富美男が『いい加減にしろよ』と半ギレしたりと、ランナーの役割をみんなが嫌がっているようでした。チャリティー番組にもかかわらず、マラソンが“罰ゲーム”のようになってしまっていることについて、世間からは『みんなが嫌がっていることを誰かが仕方なく引き受けるっていう形は、チャリティーの根幹が揺らぐ』『マラソンなんてやめちまえ』といった指摘も出ていましたね」(同)
ちなみに、“当日武道館にいる”ランナー候補者たちには、「武道館への道」というトレーニングメニューが渡され、“自主練習をしたい人はしておくように”と、番組側から指示されているという。
「これから自主的にトレーニングを始めるにしても、本番まであまり時間がありません。これまでマラソンランナーは、ほぼ5月中には発表されており、昨年ランナーを務めた落語家の林家たい平に関しては5月29日、2015年のDAIGOは5月26日、14年のTOKIO・城島茂が5月18日でした。少なくとも3カ月近くはトレーニングする期間があったのですが、今回は発表があったのが7月中だったため、本番まで約1カ月程度。候補者たちが今からトレーニングを開始したとしても、今までにない過酷な挑戦になりそうです」(同)
出演者たちから敬遠され、世間からも「もう何のためにやるのかわからない」という声が上がっている24時間マラソン。ランナーが完走できなかった際はもちろん、走りきれたとしても、視聴者からは総スカンを食らってしまうかもしれない。