山下智久『コード・ブルー』の“コメディシーン”に狼狽!? 「軽いノリ」に違和感の声
7月31日午後9時から、『コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の第3話が放送される。初回は16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、今期夏ドラマの初回視聴率トップを獲得し、24日に放送された第2話も15.6%と、好調を維持している。
第3シーズンに突入した同ドラマでは、山下演じる主人公・藍沢耕作が脳外科医になり日々オペに励むなど、白石恵(新垣結衣)、冴島はるか(比嘉愛未)、藤川一男(浅利陽介)、緋山美帆子(戸田恵梨香)の主要キャラたちが、それぞれの場で成長した姿を見せている。第2話では、藍沢耕作(山下智久)が救命救急センターに戻って1週間が経過し、白石と新人フェローの指導を巡って対立する様子が描かれた。
「初回では、同シリーズのファンが、“ミスを連発する新人たち”にイラついているようでしたが、今シリーズから見始めた視聴者の間では、新人の1人・灰谷俊平(成田凌)が注目され出しているようです。灰谷は、第2話冒頭のオペシーンで、藍沢を手伝おうとするも行動が遅く、ほかのフェローに器具を奪われてしまったり、また、フライト中の乗り物酔いを克服しようとツボを押しまくって『ああ痛いっ』『いだいっ』と悶絶するなど、ダメダメなキャラクター。しかし、これが視聴者にウケており、『キョドってる灰谷が面白すぎる!』『痛い痛いと大騒ぎする灰谷に爆笑』など、ネット上で好意的な声が上がっています」(芸能ライター)
さらに第2話には、これまで“硬派な医療ドラマ”の印象が強かった同ドラマにしては、「珍しいシーンがあった」と話題に。
「救命のメンバーが一緒にご飯を食べるシーンで、藤川が、同棲している冴島の妊娠を告白。その話を聞いていた藍沢が、真面目な表情で『1つ確認していいか』『お前ら付き合ってたのか』と尋ね、緋山に『そこから!?』とツッコまれるシーンがありました。そんな“クールな藍沢のとぼけた一面”に、視聴者から大きな笑いが巻き起こったんです。しかしその一方で、やはり古くからのファンの間では、『なにこのコメディシーン。軽いノリで違和感』『視聴者を笑わそうとしなくていいよ』といった批判的な声も少なくありません。一概には言い切れませんが、古参ファンと新規ファンとで、ドラマの演出に賛否が分かれていますね」(同)
次回予告では、冴島がヘリ内で意識を失う衝撃的なシーンが映し出され、視聴者は騒然。また、ドクターヘリ機内で毒物汚染が発生するというストーリーに、「ハラハラした展開になるね」といった期待の声が上がっている。
「冴島が危険な状態になり、藤川が『藍沢! なあ、どうにかしてくれよ! 早くしないと間に合わなくなる!!』と詰め寄るシーンもあるなど、第3話はかなりシリアスなストーリーになりそうです。今後も、コメディシーンとシリアスシーンをバランスよく織り交ぜた展開を描ければ、古参ファンも、新規ファンも満足させられる内容になるのでは」(同)
果たして、第3話も15%超を記録できるのか。期待して見守りたい。