『ひよっこ』和久井映見の“一目惚れ”演技が、まるで「アイドルのために生きるオタク」
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!
『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。
【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
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<75話~77話>『ひよっこ』みね子はクズギャンブラー!? 親切心につけこんだ押し売りに視聴者から「不快」の声
■7月15日(土)/90話~7月21日(金)/95話
90話では、あかね荘に住む大学生・島谷(竹内涼真)が、みね子との恋を親に打ち明けるために地元・佐賀へと帰ることに。91話では、島谷が帰省中で寂しさを感じているみね子の元を、以前の勤め先・向島電機の乙女寮で舎監を務めていた愛子(和久井映見)が訪れる。再就職先が見つからないため、みね子に会うのをためらっていた愛子。しかし、みね子との再会をきっかけに、すずふり亭・料理長の省吾(佐々木蔵之介)に一目惚れをする。そんな愛子に視聴者からは、「初対面の人に一目惚れしました! って言える“愛子さんワールド”さすがすぎる」「『現れてくれてありがとうございます』って、愛子さん最高に可愛い」「愛子さん、昔恋人を戦争で亡くすってつらい経験もしてるけど、それでも恋が生きる糧になってる。素敵だ」という声が続出。
92話では、愛子がすずふり亭の近くに再就職し、ランチを食べに来るようになる。また、奥茨城村から三男(泉澤祐希)の兄・太郎(尾上寛之)と、時子(佐久間由衣)の兄・豊作(渋谷謙人)が東京に訪れていた。三男と共にすずふり亭でハヤシライスを食べた太郎と豊作は、すずふり亭の仲間たちに、三男と時子、そしてみね子のことを託す。
佐賀に帰省していた島谷が戻り、うれしくてたまらないみね子の姿が描かれた93話。夜に2人で話したり、2人だけの合図を決めたりと、みね子は初めての恋を楽しむのだった。94話では、そんなみね子と島谷のほかにも巻き起こる恋の行方が描かれる。すずふり亭を訪れた時に、高子(佐藤仁美)に惚れた太郎は、それ以来、すずふり亭にりんごを送ってくるように。そのりんごと一緒に送られてきた「お嫁においで」という手紙に、高子は「お嫁に行きます」と返事を送る。一方、愛子はすずふり亭に通い続けていた。一目惚れ以降、ぶれずに省吾の姿を追いながらも、「スターに恋してる感じ」と伝え、近づこうとしない愛子に、視聴者は「愛子さん、完璧に推しアイドルのために生きるオタク」「気持ちがわかりすぎてつらい」「ちょっと遠くから追っかけてるのが一番楽しいの、完全に同意」と強く共感したようだ。
95話で、省吾の娘・由香(島崎遥香)は、島谷と島谷の父・赳夫(北見敏之)が喫茶店で話しているところに偶然居合わせる。島谷がみね子と付き合っていること、そして島谷に縁談の話が来ていることを知った由香は、話があると、みね子をバー月時計に連れていく。お節介は嫌いだと言いながら、みね子のことを気にかける由香の姿に、視聴者からは「由香ちゃん、やっぱりいい子だなぁ」「確実に鈴子さん、省吾さんの牧野家の血を継いでるね」との声が上がっている。
順調だと思った恋にまさかの急展開。みね子と島谷の仲は一体どうなってしまうのだろう。