マイリーと比較される妹ノア・サイラス、「比較することでしか見られない人の問題」と一蹴
昨年11月にデビューシングルをリリースして以来、姉のマイリー・サイラス(24)と比較されまくられているノア・サイラス(17)が、雑誌のインタビューで「比較されたとしても、それって比較する人の問題だし」とアンチを華麗にディス。「ご名答すぎる!」と称賛の声が集まっている。
父親は「Achy Breaky Heart」を大ヒットさせたカントリー歌手のビリー・レイ・サイラス。姉は米ディズニー・チャンネルの青春ドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』(2006〜11)で大ブレークしたマイリー・サイラス。6歳年上の兄はモデルのブレイソン・サイラス、30歳の異父姉は女優のブランディ、28歳の異父兄はミュージシャンのトレイス・サイラスと、芸能界で活動する家系の末っ子として、かわいがられて育ったノア。
ハンサムな父親は俳優としても活躍し、01年から04年まで放送されたクリスチャン色の強い医療ドラマ『Doc』に主演。このドラマに無名だったマイリーがちょい役出演していたことは有名な話だが、実はノアも出演していた。ノアは、マイリーの『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』やTV映画『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』(09)にも、ちょい役で出演。豊かな表現力が評価されるようになり、スタジオジブリ製作のアニメーション映画『崖の上のポニョ』(08/米公開09)英語版のポニョ役に抜擢。宗介の声を担当したジョナス・ブラザーズの末っ子フランキー・ジョナスとともに英語版の主題歌を歌い、「人気アイドルの妹と弟がタッグを組んだ」と大きな話題を集めた。
だが有名な姉を持つことは、気苦労も多い。ノアが9歳の時に『ティーン・チョイス・アワード』プレ・パーティーの会場にあったストリップ・ポールでポーズを取った時は「9歳の子が!末恐ろしい」「明らかにマイリーから悪影響を受けている」と批判が殺到した。同年のハロウィーンでは太ももがあらわになったタイトドレスを着て、「セクシーすぎる」「9歳の少女に着せるべきではない」と、これまたバッシング。10歳の時にはケシャのヒット曲「Tik Tok」を口パクする動画をネットで公開し「少女に歌わせるような内容の歌詞ではないのに」「親は止めないのか? 止めないよね、サイラス家だもんね」などと叩かれた。
13歳の誕生日には、超ミニドレスに真っ赤な口紅をしたおめかし姿がパパラッチされ、「安っぽい娼婦みたい」「とうとうここまできたか」「予想通りの成長っぷり」だと、ため息をつかれてしまった。
マイリーがハチャメチャなエロ路線を暴走していたことに多少なりとも影響を受けたのか、確かにノアは13歳頃からセクシーな服装を好むようになった。タブロイドは「いかがなものか!?」とノアのパパラッチ写真を掲載し、ネット上では「ブスのくせに」「マイリーの妹だからって調子に乗ってる」とアンチが湧き始めた。16年に、16歳で本格的に歌手活動をスタートさせると、アンチは激増。「のっぺり顔でキモい」「残念なマイリーって感じ」「その顔、その体形で、そのファッションは痛々しい」など陰口を叩かれまくられるようになってしまった。
姉妹だけに、ノアとマイリーはどことなく顔が似ている。声と歌声はそっくりで、声量はマイリーより上だと評価されることもある。メディアはこぞって彼女を取材し、どこに行っても「マイリーは?」「マイリーは?」と聞かれるノアだが、嫌な顔はせず、マイリーを悪く言うこともない。「歌声は似てるって言われると思ってたから、全然気にしない」とも発言し、最高の姉妹仲だと強調。どんなに比較されても、ニコニコと受け止めてきた。
そんなノアが、最新の雑誌インタビューで「比較する人の問題だから、自分は気にしない」と、お見事な持論を展開したのだ。