「聖子ちゃんはいまも現役」「商品価値なくなる」アイドルは、“結婚したら引退すべきか否か”を調査
とはいえ、結婚後もアイドルとして人気を維持できるかどうかは、やはりファンによるところが大きいため、
「女性アイドルでも、好きな仕事なら続けていくべき。ただし、ファンがついてくるかどうかは別問題」(60代/女性)
「自由にしていいと思うが、ファンは減るだろうから、その分頑張れるなら続けてもいいのではないか」(20代/女性)
「結婚前後でファンからの対応はまったく変わってくると思う。どうアイドルを続けていくかは、そのアイドル次第」(30代/男性)
といった意見も散見された。
中には、「ファンの中には、一度好きになったら一生ファンで、ほかのアイドルに変えない自分のような人はいっぱいいると思う」(50代/男性)「アイドルが結婚したあとの変化や成長を見守っていきたい」(60代/女性)との声もあるため、アイドルとして続けていくなら、「所帯じみた生活感をにじませないよう、おしゃれできれいで明るくふるまい、一般の方たちの日常を忘れさせる存在でいてほしい」(50代/女性)ということを心がけるべきなのかもしれない。
その他、須藤本人に関する意見も。AKBグループが「恋愛禁止」を謳っており、また、発表の場がファンの投票で順位を決める「選抜総選挙」だったことを問題視し、「アイドルも人間なので、本来は恋愛だって自由だと思うが、ファンに『恋愛禁止している』と公言しているグループなら、ちょっといただけない。今回のように、さんざんお金をつぎ込ませるだけつぎ込ませての結婚発表は、ファンじゃなくても不愉快になる」(40代/女性)「アイドルであっても仕事は続けていいと思うが、発表の仕方など次第。今回のAKB総選挙での発表はファンを裏切る行為」(40代/男性)と、嫌悪感を示していた。
一方、「アイドルを引退すべき」とする声は21票。
「アイドルとは夢を売る職業であり、ファンとアイドルが一体になってスターダムへの道を駆け上がっていくのがファンの楽しみである。それなのに、結婚して誰かのものになってしまったら、ファンはそのアイドルと一体感を得られなくなってしまう」(30代/女性)
「アイドルは結婚していない、恋人のいない独身の異性というのが一種のステータスのような気もするので、そういったファンのためにも、結婚したら芸能界は引退した方がいい」(20代/男性)
「アイドルは特定の人のものではなく、ファンのためにあるべきもの。そこにお金が発生している以上、引退も仕方ないのではと思う」(40代/男性)
「ファンは恋愛対象として見ていると思う。お金を払う側の立場も考えてあげてほしい」(30代/女性)
というように、「アイドルという仕事は不特定多数のファンに夢を売る商売。特定の異性の配偶者となれば、アイドルとしての商品価値もなくなる」(50代/男性)ため、引退が望ましいとする意見が多くを占めた。
ただし、「アイドルではなく、転身して女優やほかの仕事は問題なくやれると思う」(40代/女性)「芸能界を引退する必要はなく、タレント・役者などという方向に変わるのは良いと思う」(30代/男性)といった声も散見されたため、“アイドル”からの引退がポイントとなるようだ。