長瀬智也『ごめん、愛してる』初回9.8%! 「鬱ドラマ」「韓流そのまま」とリタイア者続出!?
TOKIO・長瀬智也が主演を務める連続ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)の第1話が7月9日に放送され、平均視聴率が9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。いまドラマ界で最も高視聴率が期待できる枠といわれる、TBS「日曜劇場」での放送だったが、2ケタ割れスタートとなり、視聴者からは落胆の声が続出している。
同ドラマは、裏社会で孤独に生きる岡崎律(長瀬)、ひょんなことから律に助けられた三田凜華(吉岡里帆)、アイドルピアニストとして活躍する日向サトル(坂口健太郎)、サトルに愛情を注ぐ律の母・日向麗子(大竹しのぶ)の4人が、2つの三角関係を繰り広げるストーリー。19年ぶりに長瀬がラブストーリーの主演を務めるということで、放送前から注目を集めていた。
「第1話では、律が事件に巻き込まれて頭に怪我を負ってしまい、いつ死ぬかわからない状態に陥ります。律は“最後に親孝行を”と思い、母・麗子を探し出すのですが、そこで目にしたのは、サトルに愛情を注ぐ麗子の姿。幸せそうな2人を見て律は葛藤する……といった物語が展開されました。同ドラマの原作は、2004年に韓国で放送された同名ドラマ。同国では『冬のソナタ』を越えるヒットを飛ばしたドラマなのですが、ネット上では『韓国ドラマのストーリーは日本的には違和感しかない』『律と凜華との出会いも、母を訪ねるシーンもすごく不自然だった』『韓流そのままって感じ』といった批判的な声が上がっています」(芸能ライター)
ストーリーや演出に違和感を覚えて離脱した人が多かったのか、視聴率は9.8%と1ケタスタートとなった。
「今年の日曜劇場は、1月期に放送された木村拓哉主演の『A LIFE~愛しき人~』が全話平均14.5%、4月期放送の『小さな巨人』が全話平均13.5%を獲得するなど絶好調だったたけに、『ごめん、愛してる』の初回視聴率を『期待はずれ』と語る視聴者も少なくありません。『内容が重すぎて日曜の夜にやるドラマじゃない』『日曜劇場向けではない鬱ドラマ』など、シリアスラブストーリーを日曜劇場枠で放送することに異議を唱える人も多かったですね。ちなみに9.8%という数字は、裏で放送されている『警視庁いきもの係』(フジテレビ系)の初回視聴率8.9%に肉薄されています。TBSとフジの日9対決は、TBSが圧勝することが続いていましたが、今期はフジに逆転される可能性もあるのでは」(同)
『警視庁いきもの係』の視聴者からは、「TBSが微妙だったのでこちらを見たが、意外に面白かった」といった声が上がるなど、『ごめん、愛してる』から流れた人も多い様子。両ドラマは、果たして2話目以降、どのような視聴率推移を見せるのだろうか。