中居残留はSMAP再結成の布石!? ジャニーズ事務所に生じたキムタクとの差
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
「獣医学部を全国に!」。安倍晋三首相がまたしてもトチ狂った発言をして物議を醸している。自己正当化のためには前言を簡単に翻し、平気で嘘をつき、意見が違う人にはキレて人を攻撃する。もう驚かないけど、そんな政権が憲法を改正しようとしていることを、しっかりと再認識したい。
第370回(6/22~27発売号より)
1位「中居の残留決定で揺らぐ足場 木村拓哉の焦燥(「週刊女性」7月11日号)
2位「豊田真由子衆議院議員 『キレやすい目立ちたがり』のウラで『DVを受けていた』学生時代」(「週刊女性」7月11日号)
3位 「Hey!Say!JUMP中島裕翔 “大人になる”恋人選びに熱視線(「週刊女性」7月11日号)
※女性セブンは合併号休み
もしや中居の狙いはこれだったのではないか。
6月19日、SMAP3人の独立が発表されたが、その翌日に起こったのが木村拓哉のまさかの交通事故だった。しかも原因は、キムタクが「考えごとをしていて、ブレーキを緩めてしまいました」というので、さあ大変。時期が時期だけにマスコミでは、その“考えごと”についてさまざまな臆測が飛び交う事態となったが、しかし「週刊女性」は一味違った。この事故をとっかかりに、キムタクをコケにし、こき下ろしたからだ。いわく、映画『無限の住人』がコケた、宣伝のために数多くの雑誌の表紙を飾ったが全然売れなかった、バラエティー出演でキムタクの価値が落ちた、CMも2本だけ、俺様キャラで反感を買った――。さすが「週女」(笑)。
だが、その中で最も興味深いのが、キムタクの事務所における立場の変化についてだ。そもそもキムタクはSMAP独立騒動で、メンバーを裏切り残留を表明することでジャニーズ事務所に恩を売り、一躍“女帝”メリー喜多川副社長のお気に入りとなり、幹部候補になったと伝えられてきた。しかし「週女」によると、解散後のキムタク自身のドラマや映画といった仕事の不振、世間のシビアな反応や反感、そしてなにより中居残留によって、その立場さえ揺らいでいるというのだ。それは中居の活躍ぶりを強調する形でこう紹介されている。