ジェイミー・フォックス、クラブで娘の同級生に声をかけられ、気まずさから逃走
とはいえ、ジェイミーがうんと年下の女性と付き合うことはないだろうと見られている。13年からケイティ・ホームズと極秘交際していると報じられているからだ。
ジェイミーとケイティは、13年8月にチャリティイベントで腕を組んでいるところを写真に撮られ、交際がうわさされるようになった。ジェイミーは否定し続けており、ケイティも昨年受けた女性誌「MORE」のインタビューで、恋人については「答えたくない」とコメント拒否。しかし、15年3月にも手を繋いでいるところをパパラッチされたし、互いの誕生日と年末年始は一緒に過ごしていると報道されている。今年4月にもデートしているところを激写されたが、2人は今なお頑なに関係を公表しないでいる。
ジェイミーは、長女コリーヌを10歳の頃からレッドカーペットに連れ出すなどしてかわいがっている。コリーヌは、14年からモデルとして活躍。昨年、代々ショービジネス界のセレブの娘が務めるミス・ゴールデン・グローブに選ばれ、ゴールデン・グローブ授賞式のアシスタントを務めた。これで注目されるようになったコリーヌのSNSから、昨年末、彼女の母親は米空軍の元兵士であることが判明。15年のグラミー賞でジェイミーとレッドカーペット・デビューした次女アナリースの母親はまだ判明していないが、同様に一般人である可能性が高いと見られている。
ジェイミーは12年に受けたオプラ・ウィンフリーのインタビューで、交際する女性について、「自分の知名度目当ての女性でないことが絶対条件。誰と付き合っているかをベラベラしゃべらない女性じゃないとね」と発言。「自分が結婚に向いているかどうかはわからないんだ……難しいね。自分はこの世で何かをする目的を持って生まれてきたんだって思っているけど、その“何か”には結婚は含まれていないように思うね」と明かしていた。
このように「口が重く、結婚願望のない女性」を恋人として選ぶ傾向があるジェイミーにとって、ケイティはパーフェクトマッチだと言われている。トム・クルーズとの壮絶な結婚生活を送ってきたケイティは、もう結婚はこりごりだろうといわれているからだ。また、トムとの娘スリも11歳と思春期にさしかかっており、今、関係をオープンにするのは避けたいのではないかとも推測されている。
一方で、米大手ゴシップ芸能サイト「Radar Online」は昨年、ケイティが離婚時にトムと「今後5年間は新しい恋人ができても関係を公表しない」という取り決めを交わしたと報道。ケイティは1年ほど前から左手薬指に同じ指輪をはめ続けているが「きっとジェイミーから贈られたもので、離婚から5年たつ17年中に極秘結婚するに違いない」とタブロイドは色めき立っている。
ケイティとの交際について聞かれてばかりでうんざりしているジェイミーは、今回出演した『The Graham Norton Show』ではその件については突かれることなく上機嫌。仲のよい友人であるカニエ・ウェストと最初に会ったときの話まで披露した。
カニエとの出会いは、ジェイミーが自宅で開催した、P・ディディやジェイ・Zらを招いたビッグ・パーティーに「バックパックを背負った顎を怪我した青年」カニエが来たのが始まり。友人から「あれはカニエ・ウエストだよ」「ラップしたり、ジェイ・Zとプロデュースしたりしてるんだ」と聞いたジェイミーは、お手前拝見とカニエにフリースタイルのラップをさせたところ、最高の出来栄えで「おまえ、超有名になるぜ!」とびっくりしたと回想した。
続けてジェイミーは、カニエのモノマネをしながら「コラボしたい」と持ちかけられたことを明かし、歌詞を自己流にアレンジしながら歌ったところ「何してんの?」「やめて。シンプルに歌って。これ、ヒップホップだから」と拒否られてしまい、「こりゃ、ダメだな。売れないな」と思いつつ、その通りに歌ったと告白。その後、大ゴケした映画に出演してマイアミに戻ったところ、「ありゃ、ダメだって言ってた曲さ。今ナンバーワンだぜ」と友人に教えられ驚いたと語った。
ちなみにこの曲は、「Slow Jamz」というタイトルで、「Twista Feat Kanye West & Jamie Foxx」として03年12月にリリース。04年2月にBillboard Hot 100のナンバーワンに輝いている。
話題の宝庫であるジェイミーは、今回のインタビューで「ブレークする直前のエド・シーランを、自宅のソファーで寝させてやった」という話も披露。
「エド・シーランが、オレのソファーで寝たことがあるんだよ。有名になる6週間前にね」「オレはLAでラジオの番組をやっててさ。サテライトの番組だから彼も番組のこと知っていて。で、オレの番組にやってきて『ヘイ、ジェイミー。自分の音楽を売り込んでもいいかな』って言うから自宅のスタジオで演奏させたら、すごいんだよ」「『どうせ行くところないんだろ? うちに泊まれよ』って、食べ物もあげたりしてさ。オレはよくアーティストを支援するから、娘から『今度は誰?』って嫌がられたけど」と明かした。
そして、自分が主催するライブハウスのショーに連れて行き、黒人の強面ラッパーたちがパフォーマンスした後、エドに演奏させたと告白。800人の観客は黒人ばかりで、赤毛で白人の青年がウクレレを持ってステージに向かう姿に周囲は渋い顔をしたそうだが、演奏後、エドは12分間の総立ち拍手を受けたとのこと。「その後の彼の活躍はご存知の通りさ」と懐かしそうに回想した。
面倒見がよく、人種、職業、年齢層関係なく友達になれるハリウッドのメンター的存在のジェイミー。娘には弱い彼が、果たして恋人を世間に公表する日は来るのか。ケイティとの交際は本当なのか。期待しながら見守っていきたい。