カニエ・ウエスト&キム・カーダシアン、第3子のために代理出産を交渉中
キムは父親も母親も一緒の姉コートニーと妹クロエととても仲が良い。コートニーは内縁の夫だったスコット・ディシックとの間に3人の子どもをもうけており、年齢は38歳。腐れ縁だったスコットを最近やっと断ち切ることができ、独身を楽しみ始めたばかり。子育てにも忙しく、とても「代理出産して」とは頼めない。
32歳のクロエは最近痩せたことで今まで以上に運動や食事に気を配るようになり、健康状態はとてもいい。年の離れた異父妹のケンダル&カイリー・ジェンナーとも一番が仲がよく、キムやコートニーの子どもたちの面倒もよく見てくれる大の子ども好きだ。タバコも薬物もやらないし、最近は酒を浴びるように飲むようなこともしない。「何よりも信頼できるという点で最高」だとして、キムはクロエに「あたしたちの受精卵を子宮で育てて、出産してくれない?」と単刀直入に尋ねたのだ。
『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』ではその時の様子が紹介されており、ハトが豆鉄砲を食らったような顔になるクロエ、キムが本気だとわかってドン引きするクロエの姿が流れた。クロエは現在、NBAのクリーブランド・キャバリアーズに所属しているプロバスケ選手トリスタン・トンプソン(26)と熱愛中。「代理母になったらトリスタンになんて説明するの? 『あたし、妊娠しちゃった。でもあなたの子じゃないの。あたしの子でもないんだけど』って?」と大爆笑していたが、キムは「トリスタンは関係ないでしょ」と言っており、頭の中は代理母でいっぱいのようだった。
キムに猛プッシュされ、クロエも次第に代理母について考えるようになったのか、「確かに、信頼できる人に(おなかで)育ててもらいたいよね。その気持ちはわかる」「断るのはわがままかな」と思い悩むようになる。
そんなクロエの気持ちを知ってか、キムはクロエの前でトリスタンにFacetimeし「あなた、別に今すぐは子どもはほしくないでしょ」「この1年半くらいはほしくないでしょ」と質問。不躾な質問に面食らうトリスタンに、「クロエの子宮を1年くらい借りてもいいか、あなたの気持ちも知っておきたくて」とクロエに代理出産を打診していることを明かす。トリスタンは「それはココ(クロエの愛称)が決めることだからね」と無難にかわし、キムは「ありがとう。代理母になるには精神検査も受けなきゃならないのよ」と上機嫌で説明していた。
直後、キムは善は急げとばかりに自分の行きつけの不妊治療クリニックに予約をとり、クロエを連れて行く。クロエは「まだ決めかねている」と戸惑いながらも、勧められるがままに超音波検査で子宮の状態をチェック。医師は「卵子を包む卵胞の数が、子宮年齢の目安になる」と言いながら、「平均的な32歳の女性よりも卵胞の数が少ない」「21個くらいあるはずなのに、あなたは5個しかない」と説明。「将来的に子どもがほしいと考えているのなら、凍結保存をお勧めする」とまで言われてしまう。
不安そうな表情を浮かべるクロエに医師は「長年避妊ピルを飲んでいるので、そのせいかもしれませんね」とも説明。服用している避妊ピルをしばらくやめてみて、様子を見ようということになった。この時点でキムは、クロエに代理母を頼むのはやめようと心に決めたようで、条件が悪いというよりも、精神的にクロエに負担をかけてしまうと思ったからだ。とはいえ、もしクロエの卵胞の数に問題がなかったら「キムとカニエの子を実の妹クロエが妊娠、トリスタンもサポート」となっていたかもしれなかったわけだ。
ちなみにクロエは、避妊ピルを飲むのをやめてから再び検査を受けたところ、卵胞の数は増えており一安心。「トリスタンとは子どもがほしいねって話をしてる。彼ったら私との子を5、6人ほしいって言うのよ」「でも今、避妊ピルをやめて自分が妊娠可能な状態にあるんだって思うと、なんだか怖い。だってものすごく大きな一歩を踏み出すことになるから……」とはにかんでいた。