ジュリー氏、“ジャニーズ改革”へ! ジャニー社長が不満抱く「新体制」の中身とは?
元SMAPメンバーの独立や残留で注目を浴びているジャニーズ事務所だが、6月15日発売の「週刊新潮」(新潮社)では、内部で進められている“組織改編”について明かされていた。
「同誌によれば、ジャニーズのデビュー組は“3部”に割り振られ、1部に元SMAPや嵐、2部に関ジャニ∞やNEWS、3部にTOKIO、近藤真彦といったグループに分けられたそう。今後はこの新体制のもと、各部ごとに業績を競わせていくものとみられています。一方でこのグループ分けには、野球の1軍、2軍といった側面もあり、1部がいわゆる“ネームバリューがあり、かつ最も稼げる”タレントが集まっているとのこと。上層部としては、所属タレントに『1部の所属を目指して頑張りなさい』とハッパをかける思惑もありそうです」(テレビ局関係者)
この体制を用いたのは、ほかでもない藤島ジュリー景子副社長だという。近頃ジャニーズ内では、世代交代に向けて、ジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長に代わり、娘のジュリー副社長が台頭してきているという。
「以前のジャニーズは、売り上げなどは関係なく、あくまでもジャニー氏やメリー氏の“お気に入り”がゴリ押しを受ける体制でした。2015年、メリー氏が『週刊文春』(文藝春秋)のインタビュー中、当時SMAPのマネジャーを担当していた飯島三智氏を呼びつけて、『うちのトップは誰?』と尋ね、飯島氏に『近藤真彦です』といわせたことからもわかるように、メリー氏は売り上げではなく、“好き嫌い”の感情で、タレントのヒエラルキーを決めていました。ジュリー氏は、この“悪しき風習”を撤廃しようと考え、新体制をつくったというワケです」(同)
しかし、「新潮」は1部にジュリー氏のお気に入りがいるとも伝えており、旧世代の風習が完全に断ち切られるのかは、はなはだ疑問だ。さらに、早くも内部から不満の声が漏れ聞こえているそうで……。
「特にジャニー氏は、お気に入りのジャニーズJr.をゴリ押しできなくなったことで、かなり不満を抱いているとか。今まではジャニー氏のバックアップで露出の機会が増えていたJr.も、新体制では急に活躍の場を失う恐れがあるだけに、ファンも気が気ではないでしょう。今後、内部だけでなく、ファンから怒りの声が噴出する可能性もありますよ」(同)
一部では、あるJr.がジャニーズ関係者から「今後CDデビューする機会は消滅した」と通達された、とも報じられている。果たしてジュリー氏の新体制は、ジャニーズのさらなる発展につながるのだろうか。