『やすらぎの郷』、向井理演じる“シノ”のモデルは嵐・二宮!? 「狂ったほど豪華な構図」と視聴者歓喜
ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします!
『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。
【サイ女の昼ドラ通信バックナンバー】
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■6月20日(火)/57話~6月22日(木)/59話
57話で栄は、井深凉子(野際陽子)の話を聞くため、重い気持ちで人里離れた小料理屋「山家」を訪れる。悪い予感は的中し、以前に栄が凉子を諭して破棄させたはずの小説『散れない桜』に、ドラマ化の話が持ち上がっていると相談を受ける。同作は「やすらぎの郷」設立当時からの入居者である“姫”こと九条摂子(八千草薫)と、「やすらぎの郷」創始者の加納英吉の過去をモチーフに描いているため、ドラマ化されると2人を巻き込み大騒動に発展してしまう。それを見越した凉子は、ある秘策を栄に打ち明ける。姫が大ファンである28歳の演技派若手俳優・四宮道弘(向井理)から直接姫に、『散れない桜』を演じさせてくれとお願いしてもらうというのだ。
視聴者からは、向井演じる四宮こと“シノ”に「シノの正体ってニノ?」「向井理が二宮和也を演じるという狂ったほど豪華な構図」「シノは絶対嵐の二宮。なんてったって脚本が倉本聰さんだもの」「“しのみやみちひろ”と“にのみやかずなり”ってなんか音も似てる」と推測の声が続出。ドラマ『拝啓、父上様』(フジテレビ系)や『優しい時間』(同)で倉本脚本作品に出演し、その高い演技力で倉本から絶大な評価を得ている嵐の二宮和也をイメージした役柄ではないかと感じた視聴者も多いようだ。
58話では、凉子の裏工作が動き出し、『散れない桜』の話は伏せられたまま姫にシノから取材の申し入れが。これを聞いた姫は狂喜乱舞し、二つ返事でシノとの面会を受け入れる。さらにシノ来訪のうわさはあっという間に「やすらぎの郷」を駆け巡り、園内の女性たちは老いも若きも大騒ぎ。そんな中、栄と「やすらぎの郷」総務理事のみどり(草刈民代)はどうしたものかと頭を抱えるのだが、実はこの話を進めたのはシノに会いたいみどりだった。
59話では、午前3時、シノに会えることがうれしくて眠れないのだという姫が、栄のヴィラを、突然訪ねてくる。しかし、言おうとしたことを忘れたりして、今ひとつ要領を得ない姫を見て栄は、亡き妻の律子(風吹ジュン)が認知症になり始めた頃を思い出してしまう。結局、姫は昔、死ぬほど好きだった映画界の巨匠・千坂浩二監督と印象が似ているから、シノが好きなのだと告白する。
向井理演じるシノは作中の女性だけでなく、視聴者までを魅了しているよう。ここからどのような活躍を見せてくれるのか期待して見守っていこう。