亀梨和也『ボク、運命の人です。』1ケタ終了! 「伏線回収しろ!」「消化不良」と酷評の嵐
KAT‐TUN・亀梨和也が主演を務める連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の最終第10話が6月17日に放送され、平均視聴率9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得したことがわかった。前話から0.5%上昇したものの、初回以降は1ケタ続きで、視聴者からは「ガッカリ最終回」といった落胆の声も上がっている。
同ドラマは、ウォーターサーバー会社に勤める営業マン・正木誠(亀梨)が、自らを“神”と名乗る謎の男(山下智久)から、同じフロアに入居する会社のOL・湖月晴子(木村文乃)が“誠の運命の女性”であり、“2人が結ばれないと地球が滅亡する”と告げられるラブコメディ。亀梨と山下が『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)以来12年ぶりに共演するということで、放送前から大きな話題を呼んでいた。
「最終話では、誠が晴子へのプロポーズを決意するものの、謎の男が消えてしまったことで2人の運命がすれ違い始める……といったストーリーが描かれました。結局、誠と晴子は結婚を決意し、虹を眺めながらハッピーエンドを迎えたのですが、視聴者からは『最後、やっつけ感が満載でシラけた』『なんか消化不良な終わり方』『近年まれに見る尻すぼみドラマ』といった声が続出。これらの声が上がった理由は、ストーリーの本筋である『結局、地球の危機を救えたのか』という点が不明だったためでしょう。また、神と名乗る男は、実は30年後からタイムスリップしてきた“誠と誠子の息子”とされていたのですが、2人の結婚式や、子どもが誕生したのかどうかは描かれずじまい。こうした伏線を回収しきれらず終了したので、『続編ありきのドラマ?』『ちゃんと終わらせてほしかった』などの声が、視聴者から噴出したようです」(芸能ライター)
最終話でモヤモヤが残ってしまった同ドラマは、全話平均視聴率が9.5%で、注目作にもかかわらず数字は振るわなかった。
「初回12.0%と好スタートを切ったのですが、第2話で9.6%に急落。結果、全話平均で2ケタを獲得できず、視聴率の方もモヤモヤが残ってしまったようです。日テレ系『土曜ドラマ』枠が、午後9時台から10時台に引っ越してからの第1弾作品だったものの、『午後10時のドラマなら、もう少し内容が重くてもいい』『この内容だったら午後9時台の方がウケそう』といった指摘も出ていました」(同)
7月期の「土曜ドラマ」は、関ジャニ∞・錦戸亮が主演を務める『ウチの夫は仕事ができない』が放送される。2作連続でジャニーズが主演を務めるが、視聴率は亀梨と錦戸のどちらに軍配が上がるだろうか。