『やすらぎの郷』、藤竜也の名言に女優陣の名演技――視聴者から「神回」と絶賛の声
ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします!
『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。
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■6月13日(火)/52話~6月15日(木)/54話
52話で栄と高井秀次(藤竜也)は、元女優・犬山小春(冨士眞奈美)も元テレビプロデューサーの石上五郎(津川雅彦)に騙され、一文無しになってしまったことを知る。2人は小春にお金を融通。秀次はさらに身に付けていたペンダントをお守りとしてプレゼントする。東日本大震災や原発事故を例に出しながら、人は忘れてはいけないことすら忘れていくと語る秀次。そして小春に「忘れましょう」と慰めの言葉をかけるのだった。
その日、石上に大金を騙し取られたことが原因で自殺を図り、警察に保護されていた、しのぶのマネジャー・貝田英信(藤木孝)が救急車で搬送されてくる。そして、そんな貝田と入れ違うように「やすらぎの郷」を去る小春だが、迎えの車に乗り込む小春を見送るのは栄のみ。しかし、「やすらぎの郷」の出口となる門の前には、姫こと九条摂子(八千草薫)、そして小春を毛嫌いしていたはずのお嬢こと白川冴子(浅丘ルリ子)の姿が。2人は小春に「やすらぎの郷」の皆からだと餞別を手渡すのだった。