『母になる』最終回は“シラケた展開” に? 沢尻エリカの一言に「ガッカリしそう」
6月14日午後10時から、日本テレビ系連続ドラマ『母になる』の最終回が放送される。沢尻エリカが母役を演じるとあって、放送開始前から注目を集めていた同ドラマだが、第2話で平均視聴率10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録して以降は、1ケタ台から抜け出せず。最終回は華々しい数字を刻んでほしいものだが、「視聴者の不安が的中する最終回になりそう」(芸能ライター)と内容にも懸念があるという。
「同ドラマは、沢尻演じる主人公・柏崎結衣と門倉麻子(小池栄子)の“母親”としての葛藤が中心に描かれています。結衣は、誘拐されていた息子・広(関西ジャニーズJr.・道枝駿佑)と再会を果たし、離れ離れになっていた9年間の“溝”を埋めるべく奮闘、一方で行方不明となっていた広を育てていた麻子も、広との関係に思い悩み、葛藤します。当初は、『重厚な物語が展開されそう』『沢尻と小池、演技派女優の共演にも期待できる』などと話題を呼んでいました」(同)
しかし、第8話で、児童福祉司・木野愁平(Hey!Say!JUMP・中島裕翔)の亡くなった親友を捨てた母・上牧愛美(大塚寧々)が登場したかと思えば、続く第9話では、広とともに学校をサボっていた女子高生の桃(清原果耶)も現れるなど、「終盤に向けて、ストーリーがごちゃごちゃしだしたと、視聴者から不評を買うようになりました」(同)という。
「結衣や麻子と関係のない母親の話が投下されたばかりか、突如として広の恋愛模様が描かれだしたことで、視聴者の間では『こういう話、いる?』『広の恋バナとか求めてない!』といった不満が噴出。また、広に話を聞くという名目で開かれた“家族会議”では、なぜか家族以外の人間が続々と集まる展開となり、『意味不明』『なんか軽いドラマになってきた』『今まで頑張って見てきたけど、ここに来てリタイアしそう』といった指摘が飛び交い、視聴者の間に脱力感が漂いました」(同)
第9話では、麻子が東京から離れることを決意し、広と別れるという感動的なシーンが描かれたものの、視聴者の関心が薄れてしまったのか、最終回目前にもかかわらず8.4%と残念な結果に終わった。
「最終回では、結衣から“広のマラソン大会のお知らせ”を受け取った麻子が、当日にマラソンのゴール地点に現れる……といった展開が予告されていますが、ネット上では『都合のいいハッピーエンドになりそうで、ガッカリ』『なんだかんだで結衣と麻子は、丸く収まりそう。つまらない終わり方』など、総スカン状態。また、沢尻は同日放送の『スッキリ!!』(同)に番宣で出演した際、『最後はホントに明るく、ほのぼのとした終わりになる』とコメントしており、やはり視聴者の予想通りの展開になりそうです」(同)
『母になる』の“有終の美”には、あまり期待できそうにない。