『ひよっこ』“元芸者”役に白石加代子登場で「ラスボス出てきた」と視聴者大興奮
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、さまざまな経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。
【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<54話~56話>『ひよっこ』突然の“吉本新喜劇”開幕!? 「ギャグ寒い」「浮きまくってる」と不満の声も
<51話~53話>『ひよっこ』みね子の勤め先・向島電機最後の日――大反響呼んだ「ライン長・松下」の奮闘
<48話~50話>『ひよっこ』みね子の勤務先・向島電機が倒産……「鬱展開」「メンタル削られる」と視聴者悲鳴
■6月7日(水)/57話~6月9日(金)/59話
みね子憧れの洋食店である、すずふり亭の店主・鈴子(宮本信子)にホールとして働かないかと誘われ、大喜びのみね子の姿からスタートした57話。しかし、ホールとして働くには、ホール係である高子(佐藤仁美)の面談をクリアしなければならない。しかも、高子は自分よりいい女に厳しいらしく、これまで面談に来た数々の美人を突き返しているよう。受かっても受からなくても複雑な心境になりそうな事態に戸惑いながら、みね子は面談に挑むのだが、結果はあっさり合格。すずふり亭のスタッフ一同大喜びの中、みね子は「合格の決め手は何だったのか?」と問いかける。すると、高子は自分よりいい女は取らないというのはただのうわさで、一緒に働きたい人を選んでいただけだと主張するのだった。
58話では、向島電機の舎監・愛子(和久井映見)にすずふり亭での就職を報告したみね子。愛子は一安心して、次は自分の就職活動だとつぶやく。そんな愛子の様子を見て、みね子は愛子が自分のことそっちのけでみね子たち工員のことを考えていたと気づくのだった。これには視聴者から「そうだよな~~愛子さんも職探さなきゃだよな」「ずっと気になってたから、愛子さんどうなってるのか作品内で言及してくれて良かった!」との声が。しかし、「そんなことに気づけないほど、みね子は子どもだったんだろうな」「おいおいおい、当たり前のことだろう」とみね子の鈍感さにツッコミの声も上がっていた。
後日、愛子とともにすずふり亭を訪れたみね子。店主の鈴子に挨拶した後、みね子は自分が住むことになるアパートを訪れるのだが、そこで元芸者で鈴子と仲の良い大家の立花富(白石加代子)と初対面する。視聴者からは白石が演じる、髪の毛を結い上げ、着物を着崩し妙なスローテンポで話す老婦人の姿に「ラスボス出てきた」「これは強い」「インパクトがすごい」との声が続出した。
59話では、無事一人暮らしのアパートも決まり年末を迎えたみね子の姿が。大みそか、みね子と愛子はこれまでお世話になった向島電機・乙女寮の大掃除を行い、2人で『紅白歌合戦』を見て過ごすのだった。そして、昭和41年の元日。みね子はお年玉だと愛子から奥茨城村行きのチケットを渡される。
59話ラストでは、みね子が奥茨城村の実家にいきなり現れ、驚く家族の姿が描かれた。実家に帰ってきたみね子は、久しぶりの故郷でどんな姿を見せてくれるのだろう。