香取慎吾、20年ぶり青森で「長年の夢」実現……ジャニーズ事務所から“口出し”の可能性も?
香取慎吾が、レギュラー番組『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)内で“長年の夢”を実現させたと、ファンから感動の声が上がっている。過去に番組の企画で青森の小学生たちと津軽鉄道の車両に塗装を施した香取は、今回、同車両の“塗り直し”を行ったという。
香取は、1997年9月に放送された『SMAP×SMAP』(同)の特別編「香取慎吾ガンバります!~夢のキャンバス鉄道~」で、地元の子どもたちと協力しながら電車のペイントに挑戦。当時のオンエアーでは、作業を行った4日間を振り返り、「最高だったね。もうアイツら(子どもたち)のことは一生忘れませんね」「この絵のことも一生忘れません。来てよかった!」と、達成感に満ちあふれた表情を浮かべていた。
この車両は「キャンバス号」として運行され、98年発売の香取の作品集『しんごのいたずら』(ワニブックス)にも登場。2000年3月31日をもって廃車となったが、現在でも青森県五所川原市にある嘉瀬駅に留置され、見学可能な状態となっていた。
「近年は色落ちが目立つようになり、香取ファンの間で塗り直しを願う声が出ていたんです。香取自身も、15年9月放送の『ヨルタモリ』(同)で、この電車に関して『すごい気になってて』『色もすごいはげてるんですよ。それをいつか本当に行って、もう1回、上からちゃんと描き直したりしたいんですよ』と、話していました。一緒に絵を描いた小学生から手紙をもらったこともあるそうで、すでに子どもが誕生した人もいることから、『その子どもたちと、もう1回色を塗り直したいなと。それやりたいんですよね、いつか』と、願望を口にしていました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな車両のメンテナンスが、今回『おじゃMAP』で実施されたという。5月29日、青森県在住のある女性がFacebookに「昔、香取慎吾くんが絵を描いた津軽鉄道の汽車を覚えていますか。今日はおじゃMAPの撮影で、その汽車の絵の書き直しをするそうです」と書き込み、実際に目撃談もネットに上がっている。
「この投稿のコメント欄には『津軽鉄道もサポーターズも、板金塗装したかったんだけど、SMAPが以前所属していたプロダクションが、なにもさせてくれなかった』と“告発”する文章もあります。SMAPメンバーは現在のところ5人ともジャニーズ事務所に残留しているため、『以前』という書き方は引っかかるものの、なにかしらジャニーズサイドから車両の用途について口出しがあったのでしょう。その書き込みによれば、列車は津軽鉄道の所有物にもかかわらず、『運行するなら、著作権料を払え』などとも言われたそうで、そのため『車検が残っているのに、運行をやめちゃったはず』と、主張。事務所に『営業に使っていると見なされる』と指摘され、香取の名前を看板に表示できなかったとか」(同)
青森での目撃談から数日後、31日の『おじゃMAP!!』では「香取が20年前 電車に描いた絵が甦る」として、次週(6月7日放送)の予告が流れ、ファンは「慎吾君、あの電車と再会して色塗り直してあげたんだ。感動」「来週はじっくり見たい。慎吾が青森に戻ってこられた奇跡に胸熱」「『おじゃMAP!!』のスタッフさんが、慎吾や『スマスマ』を大切にしてくれててうれしい」と、早くも期待に胸を膨らませている。
前出の記者からは「『スマスマ』がなくなった今、香取はその代わりにフジのレギュラー『おじゃMAP!!』で“心残り”の塗り直しをやり遂げた形。『おじゃMAP!!』終了前の思い出作りでなければいいのですが……」と懸念の声もあるが、実現に至った経緯は番組内で明らかになるだろうか?