月9『貴族探偵』、嵐効果ナシ! 二宮『暗殺教室』櫻井『謎ディ』の小ネタ連発も「末期」
嵐・相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)第7話が5月29日に放送され、平均視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。同話には、嵐に関連した小ネタが多数登場し、ファンを喜ばせたものの、目に見えた視聴率アップにはつながらず、苦しい状況が続いている。
麻耶雄嵩の同名小説を原作とした“主人公が推理をせずに謎を解く”という前代未聞のミステリードラマ『貴族探偵』。自称“貴族”である正体不明の男・貴族探偵(相葉)、彼と推理対決を繰り広げる探偵・高徳愛香(武井咲)、貴族探偵の代わりに推理する使用人の佐藤(滝藤賢一)・田中(中山美穂)・山本(松重豊)たちの姿をコメディタッチで描いている。
「第7話は、広末涼子が約10年ぶりに月9に出演するとあって注目を集めていたのですが、視聴者からの反響が大きかったのが“嵐ネタ”です。劇中には、二宮和也が声優を務めた映画『暗殺教室』のワンシーンや、大野智主演の月9『鍵のかかった部屋』(同)をタイトルにしたVTRが流れました。また、松本潤主演の月9『失恋ショコラティエ』(同)を思わせるチョコが登場したり、櫻井翔が『謎解きはディナーのあとで』(同)で演じた執事・影山を彷彿とさせるようなメガネを貴族探偵がかけるシーンもあったんです。嵐ファンからは『嵐ネタがいっぱいでうれしい』『テンションが上がる!』などと、称賛の声が上がっています」(芸能ライター)
実は4月27日に放送された『VS嵐』(フジテレビ系)のオープニングトークで、櫻井が「『貴族探偵』×『謎解きはディナーのあとで』のスペシャルドラマあると思う」と発言するなど、コラボを予感させる発言をしていた。
「『VS嵐』では、フジの指示によるものなのか、ほぼ毎回『貴族探偵』が話題に上がり、メンバーも積極的に宣伝しています。ただ、それが視聴率につながっているかは甚だ疑問。第7話の視聴率7.8%は、自己ワースト2位の記録でした。一部視聴者からは、『嵐ネタを入れて話題作り?』『大物ゲストでは視聴率が上がらないから、嵐ネタに走ったのかな』『あんなあからさまな嵐ネタを織り込むなんて、逆に恥ずかしい。いよいよ末期』などの厳しい声も上がっていました」(同)
第7話から最終章に突入した『貴族探偵』。視聴率アップを狙い、嵐のメンバーがゲスト出演する可能性もあるだけに、今後も目が離せそうにない。