『ボク、運命の人です。』亀梨&山下の“掛け合い”にリタイア者も? 1ケタ止まりの3つの原因
KAT‐TUN・亀梨和也が主演を務める連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の第6話が5月20日に放送される。物語が後半へと突入する現在、視聴率はあと一歩のところで2ケタに届かずにいる。
同ドラマは、ウォーターサーバー会社に勤める営業マン・正木誠(亀梨)が、自らを“神”と名乗る謎の男(山下智久)から、同じフロアに入居する会社のOL・湖月晴子(木村文乃)が“誠の運命の女性”であると告げられるというラブコメディ。亀梨と山下が『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)以来12年ぶりに共演するということで、放送前から大きな話題を呼んでいた。
「亀梨と山下の掛け合いシーンが注目を浴びているようで、視聴者からは『コントみたいで面白い!』『神と誠の絡みが一番好きなシーン』『2人の掛け合いは、ほかの誰にもマネできない。空気感が最高!』といった声が上がり、ドラマの肝だと考える人も少なくないようです。しかしその一方で、この2人のやりとりにハマれず、リタイアしている人もおり、『山下・亀梨ペアを悪くいう気はないんだけど、正直かなり寒くて、見ていられない』といった声も出ていました。初回は平均視聴率12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の好スタートを切ったものの、第2話は9.6%と早々に2ケタ割れ。その後も9%台から脱出できていません」(芸能ライター)
視聴率回復のカギは、「“運命なんて信じない超左脳女”を演じる木村にありそう」(芸能誌編集者)という指摘も。
「元々ヒロインの晴子役は、上野樹里に決まっていたものの、撮影が始まる直前にドタキャン。急遽木村がヒロインに決定したといわれています。そんな急場しのぎのヒロインとあってか、放送当初は『菜々緒の方が美人だし、華があるから、木村文乃の存在感がない』『ヒロインとしては地味』といった手厳しい声が上がっていましたが、最近では『晴子がだんだん可愛くなっていく』と評価が変化しつつあるようです」(同)
第5話では、亀梨と木村のキスシーンが放送され反響を呼んだ同ドラマ。第6話では、謎の男が、“晴子を自宅に呼んでしまおう”と提案する……といった内容が描かれるという。
「同ドラマは、これまでに『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)や『世界一難しい恋』(日本テレビ系)といったヒットドラマを手掛けて金子茂樹氏が脚本を務めています。誠と晴子が、徐々に距離を縮めていくという展開には、視聴者から『「セカムズ」と「プロポーズ大作戦」みたいで面白い』『恋のライバルがいないのに、毎週楽しめるのは脚本のおかげ』といった好評の声が上がっています。ただ裏返せば、金子氏の脚本は“パターンが決まっている”とも言えるだけに、そこに飽きている視聴者も少なくないのでは」(同)
視聴率アップにつながる“起爆剤”がいまひとつ足りない『ボク、運命の人です。』。後半の巻き返しに期待したいものだが……。