コラム
今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

手術後にレコーディングへ直行したYOSHIKIに伝えたいこと

2017/05/19 21:00

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎険しい道程
 首の手術が無事終わったというYOSHIKI。担当医に直談判し、なんと術後そのままレコーディングスタジオ直行。もちろん、レコーディングどころではなく、具合が悪くなり間もなく帰宅。その後、安静につとめているという。うーん。伝説作り一筋30年、もはや老舗の貫禄である。

 もうアレだな。とにかく、ありとあらゆる身の回りのエピソードを、全て自分の満足する方向に盛らないと、落ち着かない、物足りない、気が済まない。息を吐くようにオレ伝説をチョイ足しする男、それがYOSHIKI。

 伝説は作るものではなく、なるものなのだということを、一度ミスターにでも教えてもらった方がいいと思う。自称、カッコ悪いよ!

◎おめでとうございます
 祝・眞子さまご婚約。わー。

 黒田慶樹さん、千家国麿さんと、今ひとつアガりにくいダウナー系の婿殿が続いたところに、かなりの若手登場である。小室圭さん。海の王子。わー。

 しかし、「似てる、誰かに」を喚起しやすいお顔立ちである。宇野昌磨、高橋由伸、土屋晃之などなど、すでにいろんなそっくり候補の名前が飛び交っているが。どれもハマりはするが決め手には欠け。「あー、ニュアンスわかるが……」と、ついほかなるマイ正解を求める旅へ誘われてしまう。で、私としては「関根勤」を挙げたいのだが。ラビットの頃の。目の感じや、頬肉の丸さや持ち上がり具合が、なかなかいい線いってると自負しているのだが。

 引き続き皆様の闊達なるご提案、お待ちしております。

◎続報待つ
 1日も休むことなく更新されていた松居一代のブログが、沈黙し注目を集めている。最後に更新された4月22日の記述は、文字の大きさ、内容、誤字脱字の割合など、これまでのポエミーでスピリチュアルな雰囲気と様子があまりにも違って、何があったんだ、と見る者を震撼させる字面がほとんどホラー。

 怒濤の書き込みで、触る者皆傷つける泰葉か、戦慄のダイイングメッセージを残し沈黙の松居一代か。アメーバ非公式トップブロガーの座の争いから、しばらく目が離せない。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

最終更新:2019/05/21 20:34
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