離婚した葉月里緒奈の“母親失格”バッシングに響く、辻仁成の「親権」への言及
「しかし、お子さんがいる場合ちょっと厄介です。とくに日本の場合、親権はどちらかが持つという『わけのわからない法律』があるからです。養育権というのであればわかりますけど、親権を選ぶという発想が時代遅れじゃありません?」
拍手! である。さらに、辻は、最近では世界的にもシングルファザーが増えていること、女性の離婚意識が自由になってきたことも指摘している。
確かに、辻も、親権バッシングのある意味で当事者だった。14年、中山美穂と離婚した際、息子の親権を辻が持ち、また養育も辻が担うことになったが、その際も、中山へのバッシングが巻き起こったからだ。そうした経緯を踏まえても、“親権はわけのわからない法律”という辻の主張は、心に響く。さらに辻は個人的意見として「シングルファザーは悪くない。子供と仕事を両立することで、得られるものが大きい」とも記している。
辻のような考え方が、広く日本にも浸透してほしい。そして今回、離婚が発覚した葉月に不当なバッシングが起らないよう切望したい。
2位は「週刊女性」のジャニーズネタ。確かに異変かもしれない。ジャニーズ事務所の逆鱗に触れて“追放”されたはずの田口淳之介に続き、赤西仁もユニバーサルミュージックから、メジャー再デビューするというのだから。
赤西は事務所に報告なしで黒木メイサとデキ婚し、一方、田口は年上女優・小嶺麗奈と交際するだけでなく、“マスオさん同棲”が事務所の逆鱗に触れ追放されている。でも、田口は今年3月に『スカパー! 音楽祭 2017』に出演、またドキュメンタリー番組『田口淳之介 -TO THE NEXT LEVEL-』(BS12)など、地上波ではないものの、異例の芸能界復帰を果たしていた。
それに続き赤西も――。
この異変について、「週女」はSMAP騒動の影響とジャニーズ事務所の影響力衰退を指摘するが、それだけでなくジャニーズJr.の今後のCDデビューが凍結されたり、そのため中居正広が新事務所を作った場合、Jr.も一緒に大量脱退するのではないか、との情報も付随して紹介されている。
まあ、赤西メジャー再デビューにひっかけて、中居の新事務所の話に無理やり持っていく、という苦肉の記事にも見えるが、驚くのが、この“異変”の中に、田原俊彦までが“挿入”されていることだ。
「今年2月には、田原俊彦もユニバーサルに所属することを発表。約11年ぶりのメジャー復帰だ。相次ぐ元ジャニーズタレントのメジャー所属に、芸能界でも驚きの声が」
だって。いやいや。赤西や田口ならまだしも、そこにトシちゃん!? 笑えた。
事務所を移籍して以降、結婚か、芸能界引退かなどと物議を呼んでいた井上真央。その間、恋人である嵐・松本潤の“浮気”も発覚するなど、散々な事態も巻き起こったが、すでに来春公開の映画に出演するなど、芸能界復帰を果たしていたらしい。さらに浮気騒動後も、松潤とは交際を続けているとも。
記事には結婚より仕事を選んだことで、松潤とのゴールインが遠のいたと指摘されているが、しかし“敵”はそれだけではないと思う。もし嵐の中で結婚が許されるとしたら。井上と松潤の大物カップルではなく、櫻井翔とテレビ朝日アナウンサーの小川彩佳なんじゃないか。そう、密かに思っている。