「学校行事に積極的なパパ」に対する周囲の保護者からの不審なまなざし、最近また強くなりました
一方、小学校の保護者会。今回のメインは、今年度の役員の担当決めです。役員はいくつかあって、オレはクラス委員をやりたかったので速攻で挙手! 実は今年初めの授業参観で、2人組のママが「2年になったらクラス委員やりたいんだよね」と話しており、「オレもやりたい」と言ったら、「私たちでクラス委員をやりたいんだけど、辞退してくれないよね?」と持ちかけられたんです。オレはその場で断ったんですけどね。
「クラス委員は低学年のうちにやっておいた方がいい」と高学年の兄弟がいるママに聞きました。5、6年生になると、半分くらいの生徒が中学受験をする関係で、保護者の負担がかなり大きいらしい。今回、クラス委員には、オレを含めて4人の希望者が集まりました。そこで、じゃんけんとなり、無事勝ってクラス委員決定! というわけで、今年1年は学童のキャンプ委員レクチャー担当、小学校のクラス委員、おやじの会会員の3つの会合と活動をやることに。
世間では、千葉県の女児殺人事件の容疑者男性が小学校の保護者会会長だったこともあり、オレみたいに学校行事へ積極的に参加してると変に怪しまれることも。それを妻くらたまに言うと、「アンタはただの子煩悩パパにしか見えんよ!」だって。オレは置いといて、今後は子どもに優しいパパたちを「怪しい!」という目で見なくてはならない世知辛い世の中になるのかね~と思ったある日、ココと毎朝一緒に学校に登校することになった新1年生の子のパパとばったり学童で会いました。
「どんなお仕事してるんですか?」と聞くと、「刑事です」とのこと。「へー!」と驚いていると、「叶井さんはよく職務質問をされるでしょ?」と言われました! 「いや、一度もないですよ!」「僕だったら速攻しますね。こんなピンクの靴を履いている中年男性は珍しいし、指輪付けすぎで完全に凶器だし、この外見で子どもを連れて歩いてるパパはいないですからね」と不審者扱いされました……。オレがほかのパパに「怪しまれたらかわいそう」と同情してたら、実はオレが怪しまれてたってことか。本当世知辛い世の中ですよ!