サイ女の昼ドラ通信

『やすらぎの郷』、藤竜也の格好悪すぎる登場シーンに視聴者爆笑!

2017/05/15 14:05
0515_yasuragi_1
『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします!

『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分)  テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

■5月12日(金)/30話〜5月15日(月)/31話
 30話では、どうしても亡き妻の律子(風吹ジュン)と高井秀次(藤竜也)の関係をはっきりさせたい栄は、かつて秀次と同棲していた井深凉子(野際陽子)に当時の話を聞き出す。そこで凉子は、律子が確かに秀次に惹かれていたこと、そして直前で思いとどまり逃げ帰ったという事実を語った。そして、栄と若い女優のスキャンダル事件がきっかけだと思われていた律子の自殺未遂は、本当は当時秀次と同棲していた凉子との仲違いが原因と知るのだった。

 その翌日、栄は秀次が倒れたという知らせを受ける。ニュースは「やすらぎの郷」内を駆け巡り、「秀次が死ぬのではないか」と大騒動に。しかし、真実は25キロのバーベルを持ち上げようとしたことによる“ぎっくり腰”。心配して皆が集まる中、車いすに乗り背中を丸めて登場した秀次の姿に、栄は「悪いが、かなり溜飲が下がった」と感じるのだった。

 視聴者からは、多くの老人たちが憧れのまなざしでじっと見つめる中、まるで隠れるように視線を落とした秀次と、そんな彼に声をかける、昔関係をもったと思わしき女性たちの姿に「秀さん、まさかのさらし者。この演出は意地が悪い。しかし、爆笑してしまった」「登場人物の誰一人として笑ってないのに、なぜか笑える。視聴者の意地の悪さを倉本聰に突かれたな(笑)」「最初の海からの登場との比較と、視線を落としたときの表情が最高! あのシーンであんなに尺を使うところがすごいわ」との声が続出した。


 31話では、入居早々ぎっくり腰になった秀次のヴィラに、自分が看病するという女たちが殺到。秀次は絶対安静のはずだが、女たちが紙おむつをはかせようとするなど騒がしいので、心身ともに休まる暇がない。医師でもある理事長の名倉修平(名高達男)は、スタッフとともに彼女たちを秀次の部屋から追い出した。また、何人もの入居者が見舞いの花を業者に直接発注してしまったため、秀次の入居情報が外部に漏れてしまう。理事の名倉みどり(草刈民代)は館内アナウンスで、入居者のプライバシーを守るため、入居規則を守るよう釘を刺した。その夜、秀次がこつぜんと姿を消し、園内は大騒ぎになる。

 大ベテランたちがひしめく同作だが、今後もゲストとして上川隆也や神木隆之介、向井理などさまざまな豪華キャストが登場するとのこと。彼らが『やすらぎの郷』にどんな騒動を巻き起こすのか今から楽しみだ。

最終更新:2017/05/15 14:05
やすらぎの郷(上) 第1話~第45話
「紙おむつ」というワードまで出てきて、タブーなしの勢い