とんねるずが「テレビから消える」!? 日枝会長退任で『みなさんのおかげ』Xデー秒読み?
視聴率不振が続くフジテレビの人事が発表され、日枝久氏が会長から退くことがわかった。フジで絶大な権力を持つ日枝氏の退任によって、長寿バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が「いよいよ終了するのではないか」とささかれている。
「日枝氏と、とんねるず・石橋貴明は1985~87年まで放送されていた『夕やけニャンニャン』からの付き合いで、プライベートでも交流を持っているといいます。『みなさんのおかげでした』の前身番組といえる『とんねるずのみなさんのおかげです』は、当時フジの編成局長だった日枝氏に、石橋が直談判して誕生した番組だといわれており、とんねるずと日枝氏およびフジテレビは長年蜜月関係にあるとされてきたんです」(芸能ライター)
現在、とんねるず唯一のレギュラー番組である『みなさんのおかげでした』。しかし、近年は低視聴率が続いている。
「『みなさんのおかげでした』は、2016年10月に4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、翌11月には4.6%を記録するなど、5%割れの悲惨な結果を残すことも。打ち切りにならないのは、『とんねるずと懇意の日枝会長がいるから』『低視聴率でも編成部が口を出せないから』といわれてきました。しかし日枝氏の会長退任となれば、とんねるずは完全に後ろ盾をなくしてしまいます。ネット上でも『日枝会長も退任か。とんねるずの番組残るかな?』『とんねるずの立ち位置も変わるんだろうな』『ますますとんねるずの終焉が見えてくる』といった声が上がっている状態で、新体制のフジが“お荷物番組”と呼ばれる同番組を打ち切る可能性は十分にあると見ていいでしょう」(同)
88年の社長就任以降、会長時代も含めて約30年にわたってフジのトップを務めてきた日枝氏。今回の人事では、社長の亀山千広氏の退任も決定している。トップが変わったフジテレビがどのような舵を切るのか注目だ。