桐谷美玲、『人は見た目が100パーセント』今期最低で崖っぷち!戦犯は“上から目線”なフジ?
桐谷美玲の主演ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)が、今期ドラマ最低単話視聴率を記録した。初回こそ9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、フジにしてはまずまずの滑り出しを見せたと思いきや、第2話、第3話と6%台を記録し、5月4日放送の第4話が5.5%と爆死したのだ。
「原作は漫画、ストーリーは女性目線と、ドラマ界の“流行モノ”を取り入れたドラマですが、今期のゴールデン/プライム帯の連続ドラマで、最低の数字を記録してしまいました。業界内では、観月ありさ主演の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(同)が、今期の最低値を出すだろうと予想されていたものの、『櫻子さん~』の最低視聴率は第3話の5.7%だけに、『人の見た目は~』は、それを0.2ポイント下回ったことになります」(芸能ライター)
桐谷主演のフジ連ドラといえば、昨年7月期『好きな人がいること』が、月9史上ワースト2位を記録したことが記憶に新しい。また2015年、Netflix配信の『アンダーウェア』を再編集した全4話の特別ドラマが、フジのゴールデンタイムに放送されたこともあったが、第2回で3.7%という壮絶な大爆死を記録。最終話の放送時間が、ゴールデンから夕方の「土曜ワイド」に“格下げ”される事態となった。
「桐谷自身は、主演映画『ヒロイン失格』をスマッシュヒットさせた実績はあるものの、ことドラマでは結果を残しておらず、なかでもフジとの相性が悪い印象です。ただし、今回の『人は見た目が~』に限っていえば、大コケの要因は桐谷というより、フジにあるとみていいでしょう。なんでもフジは、同ドラマのターゲット層を“都会に憧れる地方の人たち”“お上りさん”に定めているといい、撮影場所も丸ビル周辺など、いわゆる都会的な雰囲気を意識しているそうです。こうしたフジの姿勢には、“上から目線”や“時代錯誤”を感じざるを得ませんし、そこが視聴率低迷の原因になっている気もします。桐谷に関しては“フジの被害者”といえるかもしれません」(テレビ局関係者)
すでに初回から、半分近く数字を落としている『人は見た目が100パーセント』だが、ここから期待されるのは巻き返しではなく、「どこまで数字を落とすのか、という部分ですね」(同)との指摘も。今後の視聴率推移を見守っていきたい。