『ウォーキング・デッド』でユージーンを演じた俳優が、番組ファンの攻撃に辟易しSNSを全削除
熱烈なファンが多い『ウォーキング・デッド』のキャストたちは、「演じている役の行動が気に食わない」とSNSで攻撃されることが少なくない。ジョシュやアラナだけでなく、アンドレア役のローリー・ホールデンも「“校庭で囲まれて、いじめられてるみたい!”って思ったわ」とコメント。ローリー役のサラ・ウェイン・キャリーズは、「別に私のことを好きになってもらいたいわけじゃない。演じている物語にハマってもらいたいだけ。だから、演じているキャラを叩かれても別にかまわない。それだけちゃんと仕事ができてるってことなんだから」と華麗にスルー。
ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガンも、確実にバッシングされると予想されるエピソードが放送される前に「(この展開は)めちゃくちゃ楽しみ!」と前置きした上で、「その手のバッシングを受け止める準備も整ってるぜ!」と先手を打っており、ダリル役を演じているノーマン・リーダスも「オレからノーマン・リーダスのアンチへ」というツイートと共に中指を立てる写真を投稿し、話題になった。
SNSを全削除したジョシュに同情する声は多く、彼の行動を支持する書き込みがTwitterなどに多数投稿されている。しかし「演じるキャラクターのせいで、自分のアンチが増える」というのは役者にはよくあること。サラのように「それだけアタシの演技がうまいってことよね」とサラッと流したり、コメントを削除したり、まったく相手にしない役者も多い。そのため、ネット上では「ジョシュには気の毒だけど、深刻に受け止めすぎている」「真面目すぎ」という声も上がっている。
「シーズン8では、ユージーンがもっとひどくなっているから、怖くてSNSを全削除したんじゃないか」という憶測も流れているが、ひょっとしたらそれも理由のひとつなのかもしれない。手に汗握る展開が続く『ウォーキング・デッド』シーズン8は、アメリカで10月に放送開始される予定だ。