木村拓哉・実母が「心」のセミナー活動、工藤静香は老眼兆候――木村家の女たち
一方、木村の実の母親は「木村まさ子」「木村悠方子」名義で、食育や言葉の大切さをテーマとした講演活動を各地で行っている。4月3日には新潟県で開催された『倫理法人会 春のイブニングセミナー』で講演を行ったが、会場HPのイベント情報欄には「木村まさ子氏(解散した人気グループメンバーの母)の人生経験の中から生まれる心のセミナー」と記載されていた。
また、まさ子氏は、同1日に発売された、神社と「和」の幸せ情報誌「WAGO―和合―」第23号(偶庵)で、日本環境ビジネス推進機構理事長・神谷光德氏と対談。肩書は「ことのは語り」となっており、「某国民的アイドルの母親」であるまさ子氏が、「誰もが素晴らしい存在なのです」とのテーマのもと、自身の経験談を語っている。
まさ子氏は「精神安定剤が無いと普通の生活もできない、夜は睡眠薬を飲まなければ眠れない」という時期が16年も続いたそうだが、この原因について「今、客観的に考えたら、自分の存在や生き方を否定していたからだと思います。でも当時は、相手の意に沿うことが良い嫁であり、良い妻でありという思い込みがありました。相手に認められるため、自ら理想の枠を作って自分を閉じ込めていました」と、赤裸々に告白。電話のベルの音を聞いただけで「どうしたらいいのか分からなくなる」といった状況に追い込まれたが、当時経営していたレストランでお客さんから「あなたのその手、よく働いた手だね~」と褒めてもらったことをきっかけに、長いトンネルから抜け出せたとか。
その上で、まさ子氏は「今の私は自分のことが大好きで、『よくがんばってきた』と心から褒めてあげられる。だから、誰もがみんな実はそういう存在なのだ、ということをお伝えしたいのです」と話し、「生き方が分からないというのは、ご先祖様との繋がりが無いからだと思います」「今一度そういうことを見直す必要があるのだと思います」などと、持論を展開していた。
そんなまさ子氏は、この先のスケジュールも決まっており、6月8日・10日には東京・南青山にある「Art & Space ここから」で講演会を開き、同17日にも北海道の釧路市生涯学習センターで『第7回いのちの教育講演会』に参加するなど、全国を飛び回っている。息子のエピソードに触れるかは不明ながら、“国民的スターの生みの親”というだけでも、まさ子氏の話に耳を傾ける価値はありそうだ。
女性陣が多方面でさまざまな活躍を見せている木村家。その中心人物である木村の仕事ぶりにも期待したい。