サイゾーウーマン芸能スポーツ選手羽生結弦バブルで雑誌がバカ売れ! 芸能 これも便乗商法? “羽生結弦バブル”に群がる出版界、ほぼ無許可で粗製乱造される特集雑誌がバカ売れ! 2017/05/07 15:00 雑誌出版羽生結弦 本人は何も悪くないです 世界屈指のフィギュアスケート強豪国となった日本。その立役者は間違いなく“絶対王者”こと、羽生結弦だ。グランプリファイナル2015でショート、フリー合計で330.43点という歴代最高得点を記録し、2017年の世界選手権では223.20点という、フリー歴代最高得点をたたき出し、名実ともに男子フィギュアスケート界のトップに君臨している。 ルックスやキャラクターも相まって、圧倒的な人気を博している羽生だが、そうなるとその人気にあやかろうとする者も出てくる。事実、彼の関連書籍やDVD、“オフィシャル”で特集した雑誌の売り上げは軒並み好調で、雑誌、新聞関係者が手を出したくなるのも仕方がない。しかし、人気者だけに取材のハードルは高い。 「フィギュアの選手に取材する方法はいろいろあります。関係者にコネがあるとか、大会の運営にも関わる日本スケート連盟に申請するとかね。しかし、彼らはアスリートですから、広報活動よりトレーニングを優先します。そうなると取材できるのは、選手や連盟と信頼関係があるスポーツ誌や老舗の雑誌などになります。羽生を表紙にしている雑誌は多いですが、その中には、選手や連盟にも許可をとらず、ろくな取材もせずに出している媒体もあるようです」 そう教えてくれたのは、フリー編集者のN氏。N氏によれば、羽生が14年のソチオリンピックで金メダルを取った時から、出版界の“羽生フィーバー”は始まったという。 「当時、『羽生に取材したいけどコネはないか?』といくつかの版元(出版社)から連絡がありましたが、私は芸能の方が専門なのでお断りしました。でも、昔お世話になったニュース系雑誌の編集長に頼まれて、伝手を頼ってスポーツ雑誌の編集者に聞いてみたところ、どの雑誌も独占取材は順番待ちの状態だったようです。それなら仕方がないと、急きょフィギュア専門のライターさんに執筆をお願いし、通信社の写真を使って大会の模様を10ページほど掲載しました。それで普段より10%ほど実売が伸びたそうです。同様の方法でいくつかの出版社が、ほぼ羽生の写真だけの雑誌を出したから、事情を知らない同業者たちは『どうやって連盟や本人に取材許可をとったんだ!?』と驚いていましたよ」 その後、大会ごとに2号目、3号目が発売され、N氏が印刷会社から聞いたところでは、ある雑誌は1号目で2万部ほどだった発行部数が、号を重ねるごとに3万、4万と増えていったという。 「出版不況の影響で、定期発行誌でも2万部以下の媒体が多い中、この部数は異常でした。また、2号目、3号目と出せるということは、実売は少なくとも5割か6割を超えていたはず。重版(増刷)した号もあったそうなので、実際はもっと売れていたでしょうね」(元編プロ社員) 次のページ 日本スケート連盟も問題視 12次のページ Amazon バスクリン きき湯 スペシャルエディション ボトル 360g×4本セット 関連記事 安藤美姫、羽生結弦に「いつもご飯断られる」告白! 「賢い」「逃げて正解」と大絶賛羽生結弦、会見での“ある告白”が使用NGに!? マネジメント側の不可解な言い分羽生結弦、突如沸いた「婚約&6年愛」報道! ガセ扱いも“確証アリ”と読める理由羽生結弦、イベントでイライラモード!? 「採点には関係ない」と質問拒絶にマスコミ冷や汗羽生結弦、母とスケート連盟が断絶!? メディア関係者は「安藤美姫母と同じく要注意人物」