『アッコにおまかせ!』峰竜太がしゃべらない! 終始無言のギャラ泥棒に「不要論」も
日曜お昼の人気番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、ある出演者に「不要論」噴出している。それが司会の峰竜太だ。これまで24年、和田の隣でその暴走発言をいさめ、タレントの不倫ニュースの話題の際には、自ら犯した過去の浮気をネタに笑いをとってきたが、今や放送中、ほとんどしゃべらないという異常事態が起きているという。
「風景や建物が描かれたセットのことを『書き割り』と言いますが、まさに今の峰はスタジオの書き割り状態。その影の薄さは、和田の後ろで笑っているアシスタントの女性と同じ、いやそれ以下ではないでしょうか」(制作会社スタッフ)
「まったく機能しないベテラン司会者」といえば、かつて全ての発言がカットされ、降板を余儀なくされた『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)の石坂浩二を思い浮かべてしまうが、『アッコにおまかせ!』は生放送。しゃべろうと思えばいくらでも口を挟むことはできるはずだが……。
「和田は今年1月の放送で、出川哲朗に対し、高圧的な態度に出て謹慎中の狩野英孝のもとに電話をかけさせた一件がありました。最近の峰を取り巻く環境も、こうした『和田ハラ』のひとつではないかというウワサも飛び交ったのですが、和田は、峰のことが気に入らなければ、彼を切ることもできるはず。実際彼女は、折り合いが悪くなった司会者・生島ヒロシをクビにさせたことがありますから」(同)
ちなみに、ギャラでいうと峰クラスであれば、「1時間拘束して30万円から50万円といったところでしょう。つまり彼は、表立って非難されていませんが、予算削減のこのご時勢で、稀代のギャラ泥棒なんですよ」(同)ともいう。
ためしに最近の放送を見返してみると、峰が最もしゃべるのは番組開始直後の10秒間。初登場だったり、久々に出演するタレントを紹介するのが“最大の仕事”。あとは和田の後ろで、「まあね」とか「いや~」と発するのみ。準レギュラーの出川哲朗やカンニング竹山といったメンツの方が、画面に映る時間ははるかに長い。
では峰は、なぜここまで存在価値がなくなってしまったのか?
「この番組はつい最近まで前後半に分かれ、前半は1週間のニュースランキング、後半は『有名人の年齢』や『理想の夫婦ランキング』を当てるといった、たわいもないクイズコーナーでした。このクイズが今年3月末から廃止され、番組全てが、ニュース解説コーナーになってしまったのです」(業界関係者)
クイズコーナーでは峰が仕切ったり、また和田に対抗するチームキャプテンとして先頭に立っていたが、そんな一番の見せ場がなくなったことが、彼の「不要論」に拍車をかけていたのかもしれない。
ためしに、「アッコにおまかせ 峰竜太」とネットで検索してみると、「第二検索ワード」に出てくるのは「いらない」「話さない」「存在感ない」といったネガティブな言葉ばかり。
往年の視聴者からすると、この番組は、かつての中継コーナーやゲストトークを放送していた頃が全盛期だった印象があるが、いずれにしても和田の「口から出まかせ!」のワンマンプレーは今後も続いていくことになりそうだ。
(後藤港)