【元Jr.独占手記】超過酷なオーディションの実態……ジャニー社長は「超至近距離で見てくる(笑)」
そういえば、以前『チカラウタ』(日本テレビ系)で、NEWSの小山慶一郎くんとSexy Zoneの佐藤勝利くんが、オーディション時に「A~Fランクの“格付け”をされる」という話をしていましたが、多分ファンの人も、なんのこっちゃって話ですよね? それについて詳しく説明します。
まず、踊り終わると、Aチーム、Bチーム、Cチーム……というふうに、男の子たちがチームごと分けられます。これは単純に、Aチームが最も高い評価を受けた子たちで、その次がB、C……という意味です。そこから、チームごとでダンスを踊るのを何度か繰り返していくんですが、その都度評価をされ、チームを移動させられます。最初はCチームだったけど、2回目でAチームに行ったり、逆に最初はAチームだったけど、2回目でCチームにいったりする子もいました。
で、途中、スタッフから「AとBチームだけ残って、あとの人は帰宅してください」といわれ、またチーム内で、少数のグループが作られるんです。「君はここ、君はあっちに立って踊ってみて」と指示され、そこに、ジャニーさんが別途呼んでいたお気に入りの子たちがやって来て、グループ真ん中に立たされていましたね。多分、オキニの子がグループのセンターに立った時、どういうふうに見えるのかもチェックしていたんじゃないかな。で、そうこうしていると、「Aチーム以外の子は帰ってください。結果は後日ご連絡します」と告げられ、Aチームの子はそのまま『少クラ』のリハに参加することになります。
どうですか、結構シビアでしょ? まだ小さい子どもが、目の前で自分の能力を「A」とか「B」とかジャッジされて、ダメだと判断されると帰宅を命じられるという……。でも、泣いている子は1人もいませんでした。みんな、異様な雰囲気に圧倒されたまま、何が何だかわからず、ひたすら踊ってたんじゃないかな。
ちなみに、小山くんはFチームだったとテレビで言ってましたが、僕はAチームでした(笑)。