『ABChanZOO』の「ラブホテル」テーマで味わった、A.B.C-Z5人それぞれの奥深さ
今回ツッコませていただくのは、4月22日放送の『ABChanZOO』(テレビ東京)から「学校では絶対に教えない“義務じゃない教育”ラブホテル経済学」。
そもそも「ラブホテル」というテーマがOKになるジャニーズグループは、A.B.C-Zを除くと、TOKIOと関ジャニ∞、ギリギリKis-My-Ft2くらいではないだろうか。とはいえ、塚田僚一、河合郁人、橋本良亮はともかく、心配なのは、「真面目でお上品」イメージの戸塚祥太と五関晃一だ。
講師は、「これまで訪れたラブホテルは3000軒以上、宿泊は100泊以上」というラブホテル評論家の日向琴子氏。まず冒頭で切り込んだのは、やっぱり河合だ。
「3000軒? ちょっといいですか? 誰と?」。半分は取材、「半分はプライベートで」という返事にニヤニヤしたのは、河合と、驚いたことに後ろの席に座っていた五関だった。河合が続けて「そもそもラブホテルって儲かるものなんですかね?」と聞くと、五関もやっぱりニヤニヤ。
また、「風営法」「旅館業法」のラブホテルの違いについて、風営法のほうは「SMルーム、回転ベッドなどHなモノを置いてOK」という説明をする際、先生がチラリと顔の向きを変えると、戸塚が言う。
「なんでSMルームの時、俺のこと見たんですか」
ラブホテルの3大利用客は誰か、というクイズでは「普通のカップル」「不倫カップル」のほかにもうひとつ「男同士とか」と答える河合。ジャニーズが言うのは、ちょっとどうかと思うが、続けて真顔の戸塚が言う。「ご無沙汰のカップル」。さらに、「○○○○」というクイズの伏せ字を見た橋本が、「4文字ですよね? ※●△×(放送されず)」と真顔で言い、先生に「それ言って、大丈夫?」と聞かれてしまう(※正解は「大人の遊び(プロとの遊び)」)。
そんな中、「ラブホテルの女子会プラン」にはさまざまなものがある、という話題で、それまであまり言葉を発していなかった塚田が言う。
「あれもいいかもしれないですね。ジャニーズのコンサートを見て、ラブホテル(に泊まる)。地方とかも行ったりするんで、宿泊が大変っていうのも聞いたりするので」
その発言を、先生は「ファンのこともよくわかってる」と評価し、次のように言う。
「遠征先は必ず宿不足になるんですって。で、ラブホテルに泊まってカラオケもできます。予習復習をホテルでやってる女の子も実際います」
お茶の間では「芸人」扱いされがちな塚ちゃんだが、実は意外と「常識人」であることが発覚してしまうのも、「『えびちゃんズー』あるある」のひとつである。