嵐・相葉雅紀『貴族探偵』初回11.8%にフジ絶句!? 「制作費1億円」で大赤字&月9廃止も?
嵐・相葉雅紀の主演月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)初回が、平均視聴率11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。近年では1ケタスタートも珍しくない月9だけに、「2ケタスタート」と盛んに報じているが、実際には「及第点にはまったく届いていない」(テレビ局関係者)という。
人気作家・麻耶雄嵩氏の同名小説の映像化となる同作。相葉のほかに、武井咲、仲間由紀恵、中山美穂といった主演級の役者陣が勢揃いしている。
「近年の月9では考えられないほどの超豪華キャストです。出演陣のギャラだけで、1話あたり2000万円超えは確実ですし、制作費となると、1話あたり1億円レベルでしょう。もしかしたら、前クールの木村拓哉主演『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)を超える制作費がつぎ込まれているかもしれません」(同)
フジにとって『貴族探偵』は一世一代の大勝負だが、局サイドには、そうせざるを得ない事情があったという。
「以前からささやかれている通り、同ドラマの視聴率によっては、本当に月9ドラマが廃止されることになりそうです。6月の人事では、現・亀山千広社長が退任するといわれており、その時期に開催される株主総会では、番組編成に関しても大々的な見直しが行われることになります」(同)
背水の陣となった月9だけに、視聴率への執着も尋常ではないようだ。
「『嵐主演』『ミステリードラマ』『人気原作もの』『脇役も主演級』など、数字が稼げるとされる要素をふんだんに盛り込んでいる印象です。ただ正直言って、本格派ミステリーを期待していた視聴者からは、早々に飽きられており、業界内でも『1ケタ陥落は時間の問題』といわれていますよ。制作費を考えれば、フジは最低でも15%台、希望としては18%以上ほしかったはず。このままでは、やはり月9ドラマは廃止となる可能性は高いです」(制作会社スタッフ)
30年の歴史を誇る月9枠の命運を託された相葉。今後、右肩上がりの逆転劇を見せてくれるのだろうか。